物価高が続くなか、「今年の年金はいくら増えるの?」「通知書のなにを見ればいいの?」と気になっている人も多いでしょう。

本記事では、2026年度の年金改定額と確認方法について解説します。6月に日本年金機構から届く「年金額改定通知書」と「年金振込通知書」の見方やチェックポイントも紹介しますので、年金生活者の人は確認しておきましょう。

1. 2026年度の年金「1.9%~2.0%引上げ」4年連続のプラス!でも「実質目減り」とは?

2026年度の年金額は、基礎年金が前年度比1.9%、厚生年金(報酬比例部分)が2.0%引き上げられました。4年連続のプラス改定です。

基礎年金額の改定・月額1/3

基礎年金額の改定・月額

各種資料をもとに筆者作成

※20歳から60歳までに保険料を完納した場合の金額です。保険料納付済期間や保険料免除期間等によって実際の給付金額は異なります。

ただし、額面は増えても実質的な年金の価値は目減りしている点に注意しましょう。年金額の上昇率が物価上昇率に追いついていないからです。基礎年金1.9%、厚生年金(報酬比例部分)2.0%の引き上げに対し、2025年の物価変動率は3.2%のプラスでした。