5月も下旬にさしかかり、各地で夏を思わせる厳しい日差しの日が増えてきました。

これからの季節は庭が華やかになる一方で、ガーデニングの水やりの負担が気になり始める方も多いのではないでしょうか。

「庭はきれいにしたいけれど、毎日のお手入れは大変」「旅行や帰省で家を空けるときに、植物が枯れてしまわないか心配」といった声も聞こえてきそうですね。

そんな悩みに応えてくれるのが、夏の暑さや乾燥した環境につよい植物たち。

水やりの回数を減らせるため、管理にかかる時間を抑えながら、植物のある豊かな暮らしを実現できます。

今回は、水やりの手間を省きつつ、夏の暑さの中でも元気に花を咲かせる、乾燥に強い植物をご紹介します。

※乾燥に強い植物でも、植え付け直後や猛暑が続く時期には、適度な水やりが必要です。

1. この記事で紹介する「暑さと乾燥に強い、ローメンテな夏の花」

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ガイラルディア

WindOfHope/shutterstock.com

  • ポーチュラカ(ハナスベリヒユ):多肉質の葉に水分を蓄える性質があり、地面を覆うように色鮮やかな花を咲かせます。
  • ガイラルディア(テンニンギク):夏の強い日差しにも負けない非常に丈夫な性質で、目を引くビビッドな花色が特徴です。
  • エキナセア:真夏の厳しい暑さや乾燥にも耐え抜く宿根草で、凛とした美しい花姿が人気です。

2. 《暑夏ガーデンの定番花》暑さと乾燥に強い「ローメンテな夏の花3選」初心者でも育てやすい

庭の美しさを維持するためには、その土地の環境に合った植物選びが重要になります。根を深く伸ばしたり、葉に水分を蓄える能力があったりする植物は、水やりの回数が少なくても厳しい夏を乗り越えてくれます。ここでは、そんな頼もしい植物たちの特徴と育て方のポイントを見ていきましょう。

2.1 ポーチュラカ(ハナスベリヒユ)

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ポーチュラカ

Aravind S M/shutterstock.com

鮮やかなビタミンカラーの花が魅力のポーチュラカは、夏のガーデニングでも定番の植物。地面を覆うように広がるため、グランドカバーとしても活躍します。

5月から10月頃までと開花期間が長く、夏の庭に活気を与えてくれます。多肉植物に似たぷっくりとした葉には水分を蓄える機能があり、乾燥にとても強い性質を持っています。

そのため、地植えの場合は一度根付けば、水やりの頻度は少なくて済みます。ただし、日照が不足すると花が開きにくくなるため、日当たりの良い場所で育てることが大切です。

鉢植えの場合も、土が完全に乾いたのを確認してから水やりをすれば、元気に育ちます。

※参考価格:100~750円前後(3~3.5号ポット苗)

2.2 ガイラルディア(テンニンギク)

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ガイラルディア

Federico Acosta/shutterstock.com

夏の強い日差しにも負けない、鮮やかな花色が特徴のガイラルディア。赤と黄色のコントラストが美しく、花壇のアクセントとして存在感を発揮します。

5月から11月頃までと開花期が非常に長く、庭を明るい雰囲気で満たしてくれます。とても丈夫な性質で育てやすく、さまざまな環境に適応しやすい点も魅力の一つです。

乾燥した環境を好むため、水のやりすぎは避ける必要があります。水やりは、土の表面が完全に乾いたことを確認してから行うのがポイントです。これにより、過湿が原因で起こる根腐れのリスクを減らせます。

※参考価格: 300~500円前後(3号ポット苗)

2.3 エキナセア

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エキナセア

Wirestock Creators/shutterstock.com

すっと伸びた茎の先に、中心部がぷっくりと盛り上がったユニークな花を咲かせるエキナセア。その凛とした佇まいは、ナチュラルガーデンにもよく似合います。

6月から8月にかけての真夏の暑さや乾燥にも負けずに咲く、非常に丈夫な宿根草です。花色も豊富なので、庭の雰囲気に合わせて選べます。

一度植え付けて根がしっかりと定着すれば、地植えの場合、頻繁な水やりは必要ありません。鉢植えで育てる場合も、土の表面が乾ききってからたっぷりと水を与える管理で問題なく成長します。毎年花を咲かせてくれる、頼りになる存在です。

※参考価格: 500~800円前後(3号ポット苗)

3. 夏ガーデンのお悩み「水やりの管理」に気を付けて、美しい植物を楽しもう!

今回は、乾燥に強く水やりの負担を軽減できる夏におすすめの植物を紹介しました。お手入れの手間を減らしながら庭の美しさを保てる植物は、忙しい毎日を送る方にとって頼もしいパートナーとなるでしょう。

ただし、どれだけ乾燥に強い性質を持っていても、植え付けたばかりの時期や、土が乾きやすい鉢植えの場合は、こまめな土の状態の確認が欠かせません。

水やりをする際は、気温が高い日中を避け、植物への負担が少ない早朝や夕方の涼しい時間帯に行うのが基本です。

※この記事は再編集記事です

参考資料

5. 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?

一年草・多年草・宿根草の違いを知っていますか?5/8

出所:LIMO編集部作成

さいごに、一年草・多年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。

  • 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物。
  • 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある。
  • 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。

※分類には諸説あります。

※園芸品種では、常緑多年草でも「宿根草」や「宿根」と表記されている場合があります。

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