3. 専用アプリは不要だが…一長一短ある今回の仕様
過去に3回にわたって実施され、神キャンペーンと称賛された「かながわPay」と近いキャンペーンですが、条件や仕様は大きく変更されています。
まず、もっとも大きな違いは、専用アプリを経由する必要がなくなったということです。
かながわPayでは同名のアプリをインストールしなければキャンペーンは適用されませんでしたが、かなトク!では対象店舗で対象決済サービスを利用すれば自動的にキャンペーンが適用されます。
使い勝手という点では、大きく改善されたといえるでしょう。SNSでも「専用アプリ不要はうれしい」という反応が多くありました。
一方、かなトク!では上限金額が決済サービスごとに設定されるようになり、この点は仕組みが複雑になっています。
すでにすべての対象決済サービスを利用している人ならよいかもしれませんが、1つの決済サービスで集約している人が5つの決済サービスを新規で登録するのは、かなり手間です。
また、しっかりと家計管理をしている人であれば、支払いサービスが複数にまたがることはあまり望ましくないでしょう。
対象決済サービスでいえば、かながわPayでは「PayPay」が対象外でしたが、今回のキャンペーンでは対象サービスに追加されています。
もっとも利用されているスマホ決済だけに、恩恵を受ける人の母数自体は増えそうです。
著者
1990年生まれ。福岡県福岡市出身。明治大学文学部史学地理学科卒。2023年に株式会社モニクル傘下の株式会社モニクルリサーチに入社。
モニクルリサーチ入社前は株式会社BCNで、デジタル生活を応援するランキング情報誌「BCNランキング」、流通業界特化の専門紙「BCN RETAIL REVIEW」、家電・グルメ・マネー・ヘルスケア・ライフスタイルの最新トレンドを発信するニュースサイト「BCN+R」、法人向けIT業界特化の専門紙「週刊BCN」などの媒体で編集・記者として10年間活動。業界のキーパーソンを数多く取材し、1000本以上の記事を執筆する。
専門領域は家電全般、テクノロジー、ポイ活、リテールなど。家電やテクノロジーの分野では、定量的なデータに基づく正確な市場分析とユーザー目線の忖度のないレビューを得意とする。ポイ活の分野では、関係者への取材と実践を通して得た知識をもとに、消費者に利便性を分かりやすく伝える記事を多数執筆。セミナーや座談会のモデレーターも務める。
スポーツ競技に幅広い見識があり、特に野球は年間300試合以上を観戦するなど、熱烈な愛情を持っている。スポーツビジネスを経済的な観点で分析する記事の執筆にも力を入れている。その他、世間で話題になったトレンドを幅広くウォッチしており、ジャンルを横断した独自の分析記事も制作している。
最終更新日:2027/07/14