2. 初夏ガーデン華やぐ《オシャレなつる性植物3選》

垂直方向の空間を有効活用できるつる性植物は、都会の小さな花壇やベランダガーデンにとっても心強い味方です。平面的な植栽に高低差が加わるだけで、空間全体が驚くほどあか抜けて見えます。

ここからは、5月から初夏にかけて見頃を迎える、初心者の方でも取り入れやすい3つの植物を詳しく見ていきましょう。

2.1 クレマチス(落葉性多年草):”つる性植物の女王”と呼ばれる多年草、初夏ガーデンで主役級の美しさ

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クレマチス

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「つる性植物の女王」と称されるクレマチスは、その圧倒的なバリエーションが魅力です。大輪のものから可憐なベル型まで、お庭のテイストに合わせて選ぶ楽しみがあります。特に初夏に咲く品種は、バラとの相性も良く、アーチやフェンスを華やかにドレスアップしてくれます。

美しく育てるコツは、「つるには日光を、根元には日陰を」という環境作りです。株元を下草やマルチングで保護して温度上昇を防ぐと、元気に育ちやすくなります。また、一度植えると植え替えを嫌う性質があるため、あらかじめ誘引する場所をイメージして定植しましょう。

参考価格:800円〜2500円前後(3号〜5号ポット苗)

2.2 テイカカズラ/スタージャスミン(常緑つる性低木):星形の白い小花と爽やかな香りに癒される

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つややかな深い緑の葉に、純白の星形の花を無数に咲かせるテイカカズラ。開花期には、周囲にバニラのような甘く上品な香りを漂わせます。常緑性のため、冬場も寂しくならず、一年を通して目隠しや背景のグリーンとして活躍してくれる優秀な植物です。

非常に丈夫で耐陰性もありますが、日向から半日陰で育てるとより花付きがよくなります。

鉢植えで行灯(あんどん)仕立てにしたり、ベランダの柵に絡ませたりと、自分好みのスタイリングが可能です。伸びすぎたつるは適宜切り戻すことで、美しい形を維持できます。

※キョウチクトウ科の植物であり、茎や葉を傷つけた際に出る白い汁にはかぶれることがあるため、手入れの際は手袋の着用をおすすめします。

※参考価格:500円〜1500円前後(3号〜4号ポット苗)