2. もしも「掛金停止」の通知が届いたら?よくある4つのケース《手続きガイド》をみる!
iDeCo(個人型確定拠出年金)に加入を申し込んだり運用を続けているなかで、日本年金機構や企業年金プラットフォーム(企業年金PF)に登録された情報との間に不整合が生じると、加入手続きができなかったり、毎月の掛金拠出がストップしてしまうことがあります。
手続きが必要な方には重要なお知らせとして通知書が郵送されますが、「コールセンターが混雑して電話が繋がらない」「どう手続きしていいかわからない」という方に向けて、iDeCo公式サイトでは、以下の4パターンの説明動画が公開されています。
- 【A】加入申し込みをした際、審査で不一致となり加入できなかった方
- 【B】運用中、資格や限度額の不一致で掛金が「一時停止」された方
- 【C】登録情報と企業年金側のデータにズレがあり、確認が必要な方
- 【D】勤務先の企業年金額の変更により、iDeCoの限度額を超えて停止した方
それぞれの詳細と解決方法を解説します。
2.1 【パターンA】加入者資格不該当通知書
iDeCoの加入申し込み時、情報の照合結果が不一致となり、加入が認められなかった際に届きます。主な理由は、基礎年金番号の誤記や、企業型DCで既に「マッチング拠出」を利用している場合などです。通知書に記載された「理由番号」を確認し、正しい情報で「加入申出書」を再提出することで、スムーズに運用を開始できます。
2.2 【パターンB】個人型年金の記録について
既に運用中の方で、離職や転職による種別変更の手続きが漏れていた場合などに、拠出が一時停止されたことを知らせる通知です。運営管理機関へ「変更届」を提出しましょう。掛金額を調整することで、再び所得控除などのメリットを享受できるようになります。
2.3 【パターンC】企業年金登録情報との不整合のご案内
iDeCoの登録情報(氏名や生年月日)や企業年金の加入状況が、プラットフォーム側のデータと一致しない方に届きます。自身の情報に誤りがあれば運営管理機関で手続きを。もし会社側のデータが古い疑いがある場合は、この案内を人事担当者に渡し、情報の修正を依頼するのが解決の近道です。
2.4 【パターンD】企業年金等の掛金額変更によるiDeCo掛金一時停止のお知らせ
勤務先の企業年金(DB等)の掛金が変更され、iDeCoとの合計が限度額をオーバーして停止した際に届きます。iDeCoの掛金額を引き下げる」等の手続きが必要です。対応方法の選択肢の中に「脱退一時金の受領」がありますが、これは資産額25万円以下など厳しい要件を満たす場合のみの例外的な措置です。原則、60歳まで引き出しはできない点に注意が必要です。
