2. 【おひとりさまの貯蓄】年収1200万円以上「中央値2000万円超」平均はいくら?
J-FLEC(金融経済教育推進機構)「家計の金融行動に関する世論調査(2025年)」の「単身世帯・年間収入別でみる金融資産保有額(金融資産を保有していない世帯を含む)」をみていきます。
※金融資産保有額には、預貯金以外に株式や投資信託、生命保険なども含まれます。また、日常的な出し入れ・引落しに備えている普通預金残高は含まれません。
2.1 年間収入300万円未満
33.7%が「金融資産非保有」であり、中央値も85万円と、生活費以外に回せる余裕が限定的であることが分かります。
2.2 年間収入500万円~750万円未満
「金融資産非保有」率が14.0%まで下がり、保有額の中央値も500万円と一定の「将来への備え」が形成されています。
2.3 年間収入1200万円以上
「金融資産非保有」率は5.3%まで激減し、中央値は2070万円で平均保有額は6122万円に達するなど、資産形成のステージが全く異なることが浮き彫りになりました。
収入状況によって、不測の事態に備える「心のゆとり」に少なからず影響が出ているのが実情といえそうです。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)