子育て中に少しでも「しんどかった」「大変だった」と愚痴をこぼそうものなら、「私の方がもっと大変!」とアピールするママ友に悩まされている人も多いよう。

なぜか「大変な方がエラい」と言わんばかりに自慢気に苦労話を披露され、トークはますますヒートアップ。それとは裏腹に、「そういうつもりじゃないのに…」と聞いている方はどんどん引いてしまう。
いわば、「私の方が大変」マウントをとりたがる人々の心理とはいったい…?

大変自慢にウンザリ…!

子育て中のママに、「大変自慢されたことありますか?」と聞いてみたところ、さまざまなエピソードが飛び出しました。どうやら皆さん、大変自慢に苦労されているようです…。

「子どもの熱がなかなか下がらず、1週間ぶりに近所の公園へと遊びに行ったときのことです。『久しぶりね』と公園仲間に言われたので『そうなの、なかなか熱が下がらなくて…』と言ったところ、仲間のひとりが『あら、うちなんか熱性けいれんを起こして救急車で運ばれたんだから!ネットとかでは知識はあっても、いざけいれんを起こす子どもを見ていたら冷静でなんていられないわよ…』と張り合うかのように言われた。ただ、なぜ公園に来られなかったのかを伝えただけなのに」(3歳の男の子のママ)

「最近主人が休日出勤だから、休みも子どもとふたりで、何しようかな~って思っちゃう。と言うと、友人が、『それくらいいいじゃない!うちなんて平日も休日も関係なし、子どもが生まれてからずっとワンオペ育児よ!』とすごい勢いで言ってきた」(4歳の女の子のママ)

「毎日あっと言う間に時間が過ぎるし、疲れがなかなかとれなくて…と妹に言うと、『でもお姉ちゃんは専業主婦でしょ?私なんて、仕事しながら子育てしているんだから!』と説教されちゃいました」(2歳と4歳の男の子のママ)

「子育てって思っていた以上に体力使うよね、とママ友にポロリと言ったら、『あら、でもあなたはひとりっ子だからまだマシなんじゃない?私なんてふたりだから、その倍体力使っているんだよ。もう、ほんとゆっくり整体でも行きたいくらい身体ボロボロ。私に比べたら、まだあなたなんて全然よ』って。そういう意味で言ったんじゃなく、ただ予想以上に体力勝負だよね、と言いたかっただけなのに」(4歳の男の子のママ)

辛いのはみんな同じ