2. 個人向け国債と銀行預金はどちらがお得?100万円預けた場合の利息シミュレーション
最近では徐々に銀行預金の金利も上がりつつあるものの、現時点では国債金利の水準には届きません。
参考として、メガバンクの預金では、普通預金で年利0.3%、定期預金5年で年利0.7%が標準的な数字です。
では、個人向け国債と銀行預金を比較すると、利息にどの程度の差が生まれるのでしょうか。
ここでは、「固定5年」と「定期預金5年」のそれぞれについて、100万円預けた場合の利息をシミュレーションします。
※源泉徴収される税金「20.315%」は約20%として計算
2.1 個人向け国債「固定5年」の利息シミュレーション
固定5年:金利1.89%(2026年5月)
- 税引前利息:元本100万円×1.89%=1万8900円
- 税金:1万8900円×約20%=約3780円
- 1年間の税引き後利息:約1万5120円
- 5年間の利息合計:約7万5600円
2.2 「定期預金5年」の利息シミュレーション
定期預金5年:金利0.7%(メガバンクのスーパー定期5年を想定)
- 税引前利息:元本100万円×0.7%=7000円
- 税金:7000円×約20%=約1400円
- 1年間の税引き後利息:約5600円
- 5年間の利息合計:約2万8000円
5年間の利息合計を比較すると、4万7600円の差が生じることがわかりました。
「5年間で約4万7000円」という利息の差は小さいようにも思えますが、お金の置き場所を変えるだけで賢く資金を増やせるのは大きな魅力です。
また、預ける金額が大きくなればその分利息の差も広がります。
個人向け国債の固定5年と定期預金は同じ元本保証の商品であり、どちらも価格変動のリスクはありません。
コツコツと堅実に資産を育てたい人は、預金に眠っているお金の置き場所を見直すのも1つです。