今回インタビューしたCさんの長女は、某有名私立小学校に合格・進学しています。出願校は私立が4校、国立が2校。実際に受験したのは私立3校だったようです。
Cさん自身は小学校から高校まで公立学校出身です。大きな不満などはなかったようですが、なぜ長女には学習費が多くかかる私立小学校に入学させたのか。教育方針や私立小学校を受験した理由、対策や自身が思う合格の決め手などについてうかがいました。
近所の先輩パパの言葉で…
Cさんは、小学校から高校まで公立学校を卒業し、大学は一流国立大学に進学。現在は会社経営者です。
自身が私立小学校に通っていたわけではないのに、なぜ長女の私立小学校受験を決めたのでしょうか。
「『子どもは公立でいいよ』と豪語していた先輩が、実際に最初のお子さんを公立に入れてみて改心し、『私立か国立がいい』と言い始めたのが1番最初のきっかけです」
「おおらかで豪快な先輩が『たまたまうちの子が行った学校がそうだっただけかもしれないけど、先生の質がまじでやばいぞ』と。その先輩とは家が近所だったので自分事になりました」
近所の公立小学校への不安感が、小学校受験を考えるきっかけになったようです。その後調べていくうちに小学校受験を決意するに至ったそうです。
「中学校・高校受験まで調べ、女の子は人気校が中学に集中していると感じました。また中学受験は算数ができるかどうかで結果が変わるので、小学校でワンチャンス挑戦しておくのもいいかなと」
教育方針は「挑戦し続ける人間に育てる」「大学は好きなところに行けば良い(日本である必要もない)」との考えのようで、小学校受験も挑戦の1つと捉えたようです。