2. 看板商品「ドレッシング」が誕生したきっかけは?
そして、開業から1年した1981年に看板商品となるドレッシングが生まれます。そのきっかけには、博多っ子のせっかちな気質が関係していました。
博多っ子は細麺でゆで時間が短いとんこつラーメンに代表されるように、注文から提供までの時間を重視する傾向にありました。しかし、パスタをおいしく茹でるためにはある程度の待ち時間が必要です。
そこで、ピエトロは待ち時間に前菜としてサラダを提供することにしました。このときに合わせて提供された手作りドレッシングが、現在も人気のピエトロドレッシングの原型です。
国産玉ねぎと九州の醤油を使った手作りのドレッシングはたちまち話題になり、常連客から「分けてほしい」という声が上がります。そこでピエトロはワインの空き瓶に詰めて「おすそわけ」を開始。これがドレッシング販売の第一歩です。
1985年には株式会社ピエトロが設立され、本格的な製造・販売をスタート。全国にも支持が拡大することで、事業を大きく成長させていきました。
ピエトロドレッシングは2023年には累計出荷本数で3億本突破。店舗も2026年4月時点で44店舗を全国に展開しています。

