2.2 ② 将来もらえる年金は減ってしまう?
結論:若い世代ほど「実質的な年金額」は増加する見通しです。
今回の財政検証では、各世代の将来的な年金額の分布が初めて推計されました。その結果、以下の理由により、若い世代ほど将来受け取る平均年金額(物価などを考慮した実質的な価値)は、むしろ増加する見通しであることが示されています。
- 「働く期間」が長くなる: 社会全体で長く働くスタイルが定着し、年金の元手となる期間が延びること。
- 「賃金」が上がること: 実質的な賃金の上昇が、将来の受給額を押し上げること。
特に、労働参加が進む女性の平均年金額は大きく伸びると予測されています。
ここがポイント!
ここでいう「実質的」とは、将来の物価上昇などに負けない「価値」のこと。単に数字が増えるだけでなく、将来の生活水準に見合った「買える力」がしっかり確保されるという、心強いデータといえます。
