1.2 資金の目的が曖昧で、口座の使い分けができていない

預金通帳を見て悩む女性1/4

預金通帳と女性

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貯蓄が苦手な方は、一つの預金口座で「生活費」「貯蓄用」「いざという時のためのお金」などをまとめて管理しているケースが多く見られます。

そうすると、口座の残高だけを見て「まだ余裕がある」と錯覚し、本来は貯めておくべきお金にまで手をつけてしまうことになりかねません。

【改善の鍵】

お金は「日常的に使う資金」「将来のために貯める資金」「投資などで増やす資金」というように、目的別に3つに分けて管理するのが効果的です。

物理的に口座を分ける方法のほか、家計簿アプリなどを利用して目的ごとに資金を可視化するのも良いでしょう。

給料が振り込まれたらすぐに、それぞれの目的の口座やカテゴリへ資金を移動させる習慣をつけることが大切です。

1.3 貯蓄の「目的」より「金額」を優先してしまいがち

「とりあえず100万円を貯めよう」という目標設定は、具体的で分かりやすいように見えますが、途中でモチベーションを維持できずに挫折してしまうことが少なくありません。

なぜ貯めるのかという目的が明確でないと、ストレスを感じた時などに「自分へのご褒美」として、せっかく貯めたお金を使ってしまう傾向があります。

【改善の鍵】

例えば「3年後に迎える車検の費用として」「10年後に必要になる子どもの教育資金として」など、「いつまでに」「何のために」「いくら必要なのか」を具体的にイメージすることが重要になります。

1.4 「一攫千金」や「すぐに稼げる」話に惹かれやすい

「短期間で儲かる」といった甘い言葉に対する警戒心が薄い方も、資産を増やしにくいタイプといえるでしょう。

SNSなどでは「手軽に〇万円の収入を得た」といった投稿を目にすることもありますが、そのすべてが信頼性の高い情報であるとは限りません。

また、一攫千金を狙う考え方は、地道に「自力で資産を築いていく」という大切な意識を薄れさせてしまう恐れもあります。

【改善の鍵】

資産形成を着実に進めるうえで、簡単な近道は存在しないと考えるべきです。

複利の効果を活かせるインデックス投資や、自身のキャリアを着実に築いていくことなど、時間を味方につけてコツコツと積み上げていく方法に目を向けることが大切です。