6.2 モデルケース2:国民年金が中心だった男性

年金月額:6万3513円

  • 平均厚生年金期間:7.6年
  • 平均収入:36万4000円
  • 基礎年金:4万8896円
  • 厚生年金:1万4617円

6.3 モデルケース3:厚生年金が中心だった女性

年金月額:13万4640円

  • 平均厚生年金期間:33.4年
  • 平均収入:35万6000円
  • 基礎年金:7万1881円
  • 厚生年金:6万2759円

6.4 モデルケース4:国民年金が中心だった女性

年金月額:6万1771円

  • 平均厚生年金期間:6.5年
  • 平均収入:25万1000円
  • 基礎年金:5万3119円
  • 厚生年金:8652円

6.5 モデルケース5:第3号被保険者期間が中心だった女性

年金月額:7万8249円

  • 平均厚生年金期間:6.7年
  • 平均収入:26万3000円
  • 基礎年金:6万9016円
  • 厚生年金:9234円

上記のデータからは、厚生年金への加入期間が長く、かつ現役時代の収入が高かった人ほど、老後に受け取る年金額が多くなる傾向が見て取れます。

現役時代に「国民年金の期間が中心だったか」、それとも「厚生年金の期間が中心だったか」によって、老後の年金水準は大きく異なるわけです。

働き盛りの世代にとって、現在の働き方や収入は、目先の家計だけでなく、将来の年金額を左右する重要な要素といえるでしょう。

7. まとめ

今回は、65歳以上の無職夫婦世帯の家計収支や貯蓄額、年金の平均額など、さまざまな角度からデータを見てきました。

「平均より多いな」「思ったより少ないな」など、人によってさまざまな感想を抱かれたかもしれません。

しかし、これらの平均値はあくまで一つの目安にすぎず、ご自身の状況と比較して一喜一憂する必要はありません。

何より大切なのは、ご自身の年金見込み額を正確に把握し、それに基づいて今後のライフプランを具体的に組み立てていくことです。

「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」などを活用して、まずはご自身の数字を確認することから始めてみてはいかがでしょうか。

春は生活設計を見直すのに適した季節です。

この機会に、将来の生活についてご家族と話し合う時間を持つのも良いかもしれません。

※金額等は執筆時点の情報に基づいています。

※当記事は再編集記事です。

参考資料

マネー編集部年金班