子どもに対する教育費や習い事への考え方、お金の使い方は、育ってきた環境や価値観で大きく異なります。たとえば、収入が多くても公立の学校に行けば良いと思う人もいれば、お金がなくても私立にどうしても行かせたいという人もいるでしょう。このような全く違う価値観が夫婦でぶつかり合うと大変です。
夫婦の意見が衝突する場合、子どもの意見を尊重していくことで妥協点を探ることができます。子どものためを思ってあれこれ考えても、当の本人にやる気がなければ学校も習い事も上手くいきません。それどころか、夫婦がお金のことで揉めて家庭環境が悪くなれば子どもの心理にも悪い影響を及ぼすので、ヒートアップし過ぎないように注意が必要です。
おわりに
家計をどちらが握るにせよ、「自分だけが我慢している」と思うとやはり不満は大きくなってしまいます。どちらかだけに負担がかかることがないよう夫婦でしっかり話し合う機会を持つことが大切です。何のために節約や貯金をしているのかを思い出し、夫婦で協力していくと夫婦の仲も深まりお金も貯まりやすくなるでしょう。
LIMO編集部