パートナーからモラハラをされたら、はっきりと「モラハラをやめて」と意思表示をしましょう。それにより、「自分は相手を傷つけているんだ」と気が付けるかもしれません。その際、こちらから「気を悪くしたらごめんね」などと必要以上に謝るのは避けておきましょう。

また、モラハラ発言に対して反応していると、「これで相手にしてもらえる」と捉えられてしまいます。モラハラは間違った方法であると認識してもらうためにも、受け流すように接しておくようにしてください。

冷静に会話できそうなら、パートナーが感じている不満や悩みを聞き出すのも大切です。本当は甘えたいだけ、愛を確かめているといったケースもあるかもしれませんよ。

離婚に踏み切る前の心の整理術

さまざまな工夫を凝らしてみたものの、一向にモラハラが直らない…。そのような場合、離婚も選択肢に入ってくるでしょう。なかなか結論が出せないなら、心の中をいったん整理してみるのもおすすめです。

「なぜ離婚したいと思うようになったのか」「夫への感謝の気持ち」「夫の許せないところ」「離婚後の生活」をイメージすると、判断しやすくなります。頭の中で考えるのではなく、紙に書き出すのもポイント。自分の状況を客観的に判断することができますよ。

もし「離婚を後悔しそう」「子どもに悪影響を与えそう」と感じたら、勢いで結論を出さないほうが安心です。冷静な状態で考え、悔いのない答えを導いてくださいね。

まとめ

子どもの頃の不安や育てられ方などにより、言ってはいけない言葉を制御できない、相手の気持ちを考えずに行動してしまうといった問題が起こっているのかもしれません。

とはいえ、モラハラが許されない行為であることは事実。どんな理由や原因があったとしても、「私が我慢すればいい」「それなら仕方ない」と片付けないようにしましょう。「離婚を考えているほど苦しんでいる」という状況が伝わると、相手の行動に変化が見られるかもしれませんよ。

LIMO編集部