6.4 モデルケース4:国民年金への加入期間が長い女性

年金月額:6万1771円

  • 平均厚生年金期間:6.5年
  • 平均収入:25万1000円
  • 基礎年金:5万3119円
  • 厚生年金:8652円

6.5 モデルケース5:国民年金第3号被保険者期間が長い女性

年金月額:7万8249円

  • 平均厚生年金期間:6.7年
  • 平均収入:26万3000円
  • 基礎年金:6万9016円
  • 厚生年金:9234円

これらのデータから、厚生年金への加入期間が長く、現役時代の収入が高かった人ほど、老後に受け取る年金額が多くなる傾向があることがわかります。

現役時代に国民年金の加入期間が中心だったか、それとも厚生年金の加入期間が中心だったかによって、老後の年金受給額が大きく異なるということです。

働き盛りの現役世代の方々にとって、現在の働き方や収入は、目先の家計だけでなく、将来の年金額にも影響を与える重要な要素といえるでしょう。

7. まとめ

今回は、65歳以上の無職夫婦世帯における家計の収支や貯蓄額、さらに年金の平均受給額など、さまざまな公的データをご紹介しました。

ご自身の状況と比べて「平均より多い」と感じたり、「思ったより少ない」と感じたりと、さまざまな感想を抱かれたかもしれません。

しかし、これらの平均値はあくまで参考の一つであり、ご自身の状況と比較して一喜一憂する必要はないでしょう。

重要なのは、ご自身の年金見込額を正確に把握した上で、それに基づき今後のライフプランを具体的に計画していくことです。

「ねんきん定期便」や「ねんきんネット」などを活用し、まずはご自身の具体的な数字を確認することから始めてみてはいかがでしょうか。

春は、生活設計を見直すのに適した季節です。

この機会に、将来の暮らしについてご家族と話し合う時間を持つのも良いかもしれません。

※金額等は執筆時点の情報に基づいています。

※当記事は再編集記事です。

参考資料

マネー編集部貯蓄班