4. 遺族年金生活者支援給付金の受給状況。40歳代が最多で全国7万件超

遺族年金生活者支援給付金(令和7年3月)4/5

遺族年金生活者支援給付金(令和7年3月)

出所:厚生労働省「令和6年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」

厚生労働省「令和6年度厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、2025年3月末時点での遺族年金生活者支援給付金の受給件数は、全国で合計7万7707件でした。

受給件数を年代別に見てみると、以下のようになっています。

  • 20歳未満:5687件
  • 20〜29歳:529件
  • 30〜39歳:7881件
  • 40〜49歳:3万4072件
  • 50〜59歳:2万7828件
  • 60歳以上:1710件

このデータから、40歳代と50歳代の中高年層が受給者の大半を占めていることがわかります。

背景には、遺族基礎年金を受け取る配偶者の年齢が、子育ての期間と重なることが多いという事情が考えられます。

一方で、20歳未満の受給者は子自身が対象となるケースです。

60歳以上の受給件数は、他の年代に比べて少ない傾向が見られます。

どの世代にとっても、遺族年金に加えて支給されるこの給付金は、遺された家族の生活を支える上で重要な役割を担っている制度といえます。

5. まとめ

この記事では、遺族年金生活者支援給付金の増額内容や制度の仕組みについて解説しました。

2026年度からは物価の動きにあわせて給付額が月額5620円に増額され、家計を支える機能がより一層強化されます。

お子さんが複数いる場合には支給額を人数で均等に分けるなど、特徴的な計算ルールがあります。

また、この給付金を受け取るには所得要件を満たす必要があるため、ご自身が対象となるかどうかの確認が大切です。

※当記事は再編集記事です。

参考資料

マネー編集部社会保障班