4. 厚生年金の現状を理解して、これからの暮らしに備えよう

年金の支給日は、単にお金が口座に入金される日という以上の意味を持っています。

ご自身の将来の生活や資金計画について、改めて考える良い機会と捉えることができます。

厚生年金の平均受給月額がおよそ15万円で、月額30万円以上を受け取る人は0.12%とごくわずかであるという現実を、まずはしっかりと認識することが大切です。

このデータをふまえると、次のような視点を持つことが重要になるでしょう。

  • 公的年金を老後の生活を支える経済的な「基盤」として捉えること。
  • iDeCoやNISAといった私的年金や資産形成を活用し、上乗せ分を自分で準備すること。
  • 現役のうちから将来を見据え、生活コストを見直しておくこと。

公的年金制度は、社会の変化に対応しつつ、現在もさまざまな調整を重ねながら運営されています。

漠然とした不安を感じるだけでなく、まずは正確なデータをもとにご自身の状況を客観的に見つめ直すことが、将来設計の第一歩となります。

次の年金支給日などをきっかけとして、ご自身の老後資金について、一度じっくりと計画を立ててみてはいかがでしょうか。

※当記事は再編集記事です。

参考資料

筒井 亮鳳