5. 年金実態・制度改正と老後設計のポイント

日本の公的年金は、国民年金と厚生年金の2階建てで成り立っています。2026年度は4月分から、国民年金が1.9%、厚生年金が2.0%引き上げられました。

モデルケースでは、国民年金の満額が月額7万608円、厚生年金は夫婦2人分で月額23万7279円です。

一方、厚生年金受給者のうち、月額15万円以上を受け取っている人は約49.8%で、およそ2人に1人となっています。ただし、これは税金や社会保険料が差し引かれる前の額面であり、実際の手取り額はこれより少なくなります。

ねんきん定期便や試算ツールなどを活用し、自分の将来の年金額を把握したうえで、不足分をどう補うかを早めに検討しておくことが大切です。制度を正しく理解し、老後の資金計画に役立てていきましょう。

参考資料

加藤 聖人