日常的に持ち歩くバッグは護身用として大変役立ちます。バッグのタイプはビジネス用・リュック・ショルダー・トートバッグなど、どんなタイプでもかまいません。できれば小さいタイプよりも少し大きめの方がいいと思います。その理由はバッグを暴漢の盾として使うからです。

例えば、川崎通り魔事件のように手当たり次第刃物で切りつけるような犯人に対してはバッグを両手にしっかり持ち体に直接切りつけられないようにして防げます。バッグは普段から護身グッズと認識しておくと「いざ!」という時にすぐに反応ができるので心得ておいてほしいと思います。

【持っておくべき5つの日用品:逃げやすい服装】

最後にご紹介するのは「逃げやすい服装」です。これは護身グッズではありませんが、かなり重要な考え方なのでご紹介します。事件だけに限らず火災や地震などの防災面でも同じ考え方です。

緊急事態の「今すぐ逃げなければ命の危険がある」といった状況でサンダルやハイヒールでは、急いで逃げることができません。逃げる途中に躓いたり、転んだりする可能性すらあります。緊急事態で転んだりすると非常に危険で命取りになってしまいます。ですから「いざ!」という時に安全に走って逃げることができる服装を常に心がけてほしいのです。

今は運動機能を考えて作られたビジネスシューズやスーツも多くありますのでぜひ検討されることをおすすめします。

まとめ

これまでお伝えしたことをまとめます。

<持っておくべき5つの護身グッズ>
⒈防犯ブザー
⒉催涙スプレー
⒊フラッシュライト
⒋バッグ
⒌逃げやすい服装

この5つがあなたや大切な人の命を守るために!持っておくべき護身グッズです。凶悪犯罪は決して他人ごとではありません。「あなたや大切な人の命は自分で守る」という意識で取り組んでほしいと思います。

蔵田 哲郎