夫の育児休暇取得は難しいため、妻が育児休暇と時短で乗り切ろうとしても、保育園の壁、小1の壁などさまざまな問題が発生します。
さらに時短にすることで、産後の女性が単調な業務しか与えられなかったり、出世できないという「マミートラック」の問題もあります。
これらの問題は社会や企業も複雑に絡み、一概に「こうすれば解決する!」とは言えません。しかし今自分の家庭の問題を解決するには「夫婦の話し合いと協力」が大切です。
まずはパートナーである夫と、夫婦2人のキャリアや子育て、家事分担について話し合ってみませんか。夫ができる家事や育児は何があるのか、妻の今後のキャリアについて、収入についてなどを話し合い、分担していきます。
社会や企業をいきなり大きく変えることはできませんが、夫婦2人の意識をすり合わせることは可能です。まずは夫と話し合い、考えることでよりよい働き方や子育てができるようにしていきたいですね。
【参考】
『共同参画平成30年6月号』内閣府男女共同参画局
LIMO編集部
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LIMO編集部は、経済や金融、資産運用等をテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となり、情報発信を行っています。またメディア経験者の編集者がキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどについて話題となっているニュースの背景を解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年9月30日)。