4. 収入を増やすために有効活用できる教育訓練制度
教育訓練制度とは、働く人がスキルアップや資格取得のために学ぶ費用を、国が一部負担してくれる制度です。正式には「教育訓練給付制度」といい、厚生労働省が運営しています。
対象となるのは、雇用保険に加入している在職者や、離職してから一定期間内の人です。給付金には3つの種類があり、「一般教育訓練給付金」は語学や簿記など幅広い講座が対象で、受講費用の20%(上限10万円)が支給されます。
「特定一般教育訓練給付金」は、ITや介護など就職に直結しやすい資格が対象で、受講費用の40%(上限20万円)が支給されます。さらに、資格を取得し就職等をすると10%が追加され、最大で費用の50%(上限25万円)が支給されます。
また「専門実践教育訓練給付金」は、看護師や美容師など専門性の高い資格が対象で、受講中に受講費用の50%(年間上限40万円)、資格取得等と就職等の要件を満たすと70%(年間上限56万円)、さらに賃金が受講前より5%以上上昇した場合は80%(年間上限64万円)まで支給されます。
資格取得を通じてキャリアアップを実現できれば、収入を上げられます。また、転職せずとも、資格手当が支給されるようになるケースも考えられるでしょう。このような制度を通じて、国としても労働者のキャリアアップを支援しているため、教育訓練制度を有効活用しましょう。
