2. 年収400万円超の人の割合はどのくらい?

令和6年分のデータでは、年収400万円の割合は52.0%と、全体の半数を超えました。5年前の令和2年分(45.3%)と比較すると約7ポイントの上昇であり、増加の傾向が続いています。

  • 令和2年:45.3%
  • 令和3年:46.9%
  • 令和4年:48.8%
  • 令和5年:49.2%
  • 令和6年:52.0%

ただし、年収が400万円を超えたとしても、支出がそれ以上に膨らめば資産は積み上がりません。収入が増えたタイミングで生活水準も一緒に上げてしまう「ライフスタイル・インフレ」には注意が必要です。

手取りの20%以上を貯蓄・投資に回すことが、長期的に経済的なゆとりを得るために大切な習慣です。

3. 男女別で見えてくる格差

同じデータを男女別に見ると、実態の差は一層鮮明になります。男性では約67.8%、つまり3人に2人が年収400万円である一方、女性では約31.0%と3人に1人程度にとどまっています。

最も人数が集中する年収帯(ボリュームゾーン)にも差があり、男性は「400万円超〜500万円以下」が16.9%であるのに対し、女性は「200万円超〜300万円以下」が19.0%と最多です。

この背景には、男女間の賃金格差に加え、出産・育児といったライフイベントに伴うキャリアの中断や就労形態の変化が影響しています。