CMなどでも頻繁に宣伝されている「スマホ決済」。その認知度も高まってきていると思いますが、皆さんは使っていますか? 筆者は2019年3月から利用していますが、周りで使っている人はまだまだ少ない印象を受けます。スマホ決済はうまく使えば現金決済に比べてとてもお得になりますが、意外な落とし穴もあります。スマホ決済のメリット・デメリットを紹介します。

スマホ決済ってそもそも何?

スマホ決済とは、QRコードを使いスマホだけで完結する決済のことです。各社のアプリをダウンロードし、銀行口座からチャージしたり、クレジットカードの登録をしたりすることで使用できるようになります。

スマホ決済を含む日本のキャッシュレス決済比率は2017年で21.3%と、他の国に比るとまだ低い水準にあり、政府は2025年までに40%、将来的には80%まで引き上げることを目指すとしています。そんな背景もあり、これから市場拡大が見込まれ、若い人に親しみがあり使いやすいスマホでの決済が注目されるようになってきました。

参考:一般社団法人キャッシュレス推進協議会『キャッシュレス・ロードマップ 2019』

スマホ決済はお得なキャンペーンが多い!

PayPay、LINE Pay、楽天ペイなど、スマホ決済にはたくさんの種類があります。普段から利用の都度ポイントが還元されるものが多く、それだけでも現金決済よりメリットがありますが、それにプラスして各社シェア獲得のためのキャンペーンを打ち出しています。

たとえば、PayPayでは2019年7月現在、指定されたお店でランチをするときにPayPayで決済するとポイント還元されるキャンペーンをしています。ソフトバンクユーザーやヤフーカードユーザーの場合、最大で20%付与と還元率が高くなるので、ユーザーの方は試してみてはいかがでしょうか。

また、LINE Payはドラッグストアやコンビニ、飲食店などでLINE Payを使うと割引してもらえるキャンペーンを頻繁に行っています。最近見かけたのはドラッグストアで200円引きのクーポンで、201円以上の利用から使うことができるものです。このクーポンを使って少額の物を購入すれば持ち出しが少なくてすみ、お得に買い物をすることができます。

クレジットカードでチャージすればポイント二重取り

クレジットカード決済もポイントが貯まるものが多いですが、スマホ決済にクレジットカードを使えばスマホ決済としての還元に加えてクレジットカードのポイントも貯まり、さらにスマホ決済のキャンペーンの恩恵も受けられればメリットが大きくなります。