3. 【住友金属鉱山(5713)】株主還元「大幅強化」配当金131円→183円へ増額!

続いて株価の前提となる業績と株主還元の状況を押さえましょう。

3.1 26年3月期は8.5倍の最終増益を計画

住友金属鉱山は2026年3月期に大きく反発する見通しです。市況の上昇が利益を押し上げており、第3四半期で純利益は前年同期比3.6倍に増加しました。増益率は通期でさらに上昇する見通しで、純利益は前期比8.5倍となる1400億円を計画しています。

住友金属鉱山の業績(2018年3月期~2026年3月期)2/3

住友金属鉱山の業績(2018年3月期~2026年3月期)

出所:住友金属鉱山株式会社「決算短信」より著者作成

3.2 下限配当をDOE2.5%から3.5%に強化 平均的な利回りに

好調な業績を受け、住友金属鉱山は株主還元も強化する方針です。同社は2026年2月、株主還元方針の引き上げを公表しました。配当性向35%以上を基本としつつ、配当金の下限として設定していたDOE(株主資本配当率)は従来の2.5%から3.5%に引き上げます(※)。

※自己資本比率が55%を上回ることが前提

新しい還元方針は2026年3月期から適用されます。当期の予想1株あたり配当金は従来131円としていましたが、方針の変更を反映し183円へ増額します。なお、4月15日時点の配当利回りは1.72%となっています。

住友金属鉱山の1株あたり配当金(2018年3月期~2026年3月期)3/3

住友金属鉱山の1株あたり配当金(2018年3月期~2026年3月期)

出所:住友金属鉱山株式会社「決算短信」より著者作成