イオンエンターテイメント株式会社は、2026年4月13日、日本初のシネマコンプレックス「イオンシネマ海老名(旧称:ワーナー・マイカル・シネマズ 海老名)」の営業終了を発表しました。

最終営業日は5月17日。SNSでは地元民や映画ファンの感謝と営業終了を惜しむ声が広がっています。

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出所:イオンエンターテイメント株式会社

1. 1993年に開業した日本初のシネコン

今回のイオンシネマ海老名の営業終了は、入居している「イオン海老名ショッピングセンター」の建て替え計画に伴うものです。

同館は1993年4月に国内初の本格的郊外型マルチプレックスシネマとして、神奈川県海老名市のイオン海老名店(旧称:海老名サティ)で開業しました。

開業セレブレーションパーティには、女優の島田陽子やハリウッドスターのスティーブン・セガールが駆けつけるなど、華々しい幕開けで話題を呼びました。

シネコンは「1つの施設内に複数のスクリーンを備えた」劇場形態で、現在では一般的になっていますが、イオンシネマ海老名の登場までは、1つの建物に1つのスクリーンという様式が主流で、指定席を採用している劇場もほとんどありませんでした。

シネコンの導入により郊外に大規模な映画館が広がり、映画はより身近なレジャーになりました。複数のスクリーンを持つことで、ニッチな上映作品を鑑賞する機会が増えたり、ロングラン上映が行われやすくなったりと、その後の映画文化に大きな影響を与えました。