「資産運用は余裕資金で!」の「余裕資金」って?わかりやすく解説!

余裕資金で投資を行う理由は、投資には元本割れのリスクがあるからです。

元本割れとは購入額を下回る事です。

余裕資金以上の資金をつぎ込んで購入した株式が一気に下落したら、生活が困窮してしまいます。

余裕資金で資産運用をするなら、元本割れを起こした時でも生活が苦しくなる事はありません。
また、元本割れを起こすかもしれないと思い悩むストレスと無縁の生活を送れます。
さらに、余裕資金で投資を行うことで、市場が暴落した際に、現金化し損失確定を強いらされずに済みます。

資産運用は生活する環境が整っている事が大事です。
無理のない資産運用を行うには、余裕資金で行うのが一番です。

余裕資金を捻出する方法

当然ではありますが、余裕資金が少ないと投資の際のリターンも少なくなります。
そこで次に重要なのが、いかに余裕資金を捻出するかということになります。

収入が増えれば余裕資金も増えますが、それは簡単なことではありません。

余裕資金を増やす一番の近道は無駄な生活費を節約する事です。
例えば、車のガソリン代を減らす為に電車通勤に切り替えたり、スマートフォンの通信会社を格安な会社に変えたりしてみましょう。
外食も出来る限り減らし、毎月発生する生活費を減らした分を余裕資金に回しましょう。

仮に余裕資金が1,000万円ある場合の投資例

生活費を見直して余裕資金を算出した結果、1,000万円あったとします。

上記にもあるように余裕資金を全額投資につぎ込むのはリスクが高いです。
ですから、余裕資金の2割は何かあった時のために残しておき、残りの800万円でどんな投資をするのか考えてみましょう。

今回は債権・株式のみの例を用います。

証券会社の格言に「卵は1つのカゴに盛るな」という言葉があります。
複数の卵を1つのカゴに入れておくと、そのカゴを落とした時には全部の卵が割れてしまうという意味です。
この場合の卵とは資金で、カゴは金融商品です。
つまり持っている資金を1つの金融商品に集中させると、その商品が駄目だった時には全部が駄目になってしまうというメッセージなのです。

そこでオススメなのが分散投資です。
分散投資とは文字の通り、投資先を分散する事です。

今回の場合800万円の資金で投資をするのですが、例えばその資産を2つに分けます。
片方はローリスク・ローリターンの金融商品を購入し、もう片方をハイリスク・ハイリターンの金融商品を購入します。
こうすることで、ハイリスク・ハイリターンの金融商品が暴落したとしても、それは余裕資金の40%のため、少しでもダメージを抑える事が出来ます。

安定した資産運用を望むなら、現金200万円を残して国内債券40%・外国債券30%・国内株式20%・外国株式10%という組み合わせなどが考えられるでしょう。
逆にお金をなるべく増やしたい人には、現金200万円を残して国内債券20%・外国債券20%・国内株式30%・外国株式30%という組み合わせも考えられます。

資産運用の方法は様々です。
今回は債権・株式だけで例を出しましたが、外貨預金やJ-REIT、FXなどリスク・リターンが様々な物があります。
自分の家族構成やライフスタイル、性格、収入などから向いている物を選びましょう。

まとめ

資産運用は元本割れを起こすリスクがあります。投資したお金が帰って来ないという可能性も考えられます。

そうなっても大丈夫なように、余裕資金で資産運用を行うのがベストです。その際も全額を資産運用に回さず、マーケットの下落に備えて、現金を一定の割合残しておくのを心がけましょう。

モトリーフール・ジャパン

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執筆者

モトリーフールは、米国で1993年に設立された、個人投資家向け大手投資メディアです。2018年に日本法人を立ち上げ、投資の基礎知識から、米国本場の投資情報を日本の皆さんにお届けしています。