5. 2026年度の年金は「国民年金+1.9%・厚生年金+2.0%」に引き上げへ

公的年金は、物価や賃金の動きを踏まえて毎年度見直しが行われます。

2026年度は前年度と比べて、国民年金が1.9%、厚生年金が2.0%引き上げられ、4年連続の増額改定となりました。

2026年度の年金は「国民年金+1.9%・厚生年金+2.0%」へ5/6

2026年度(令和8年度)の標準的なモデル年金額

出所:日本年金機構「令和8年度(2026年度)の年金額改定について」

  • 国民年金(老齢基礎年金・満額): 7万608円(1人分)
  • 厚生年金: 23万7279円(夫婦2人分の標準的なモデル)

しかし、年金額が増加しているとはいえ、そのまま生活の余裕につながるわけではありません。

「マクロ経済スライド」が適用されている影響で、物価上昇に対して年金の伸びが十分に追いついておらず、実質的な受給額は目減りしている状況です。

実際に、生活費とのバランスを見ても支出の増加に収入が追いついておらず、家計の赤字が広がっている点からも、その影響がうかがえます。