暖かな日差しに初夏の気配を感じる季節になりました。気温が安定してくる5月中旬以降は、庭やベランダを見直し、これからの季節に向けた準備をするのに最適なタイミングです。
ガーデニングの楽しみ方は様々ですが、小さな一粒の種から育てる道のりには、完成した苗を買ってくるのとはまた違った特別な喜びがあります。
土を被せた鉢を毎日そっと覗き込み、小さな双葉が顔を出した時の感動。そして、日差しを浴びて少しずつ葉を増やし、やがて蕾をつけて花開くまでのストーリーを一番近くで見守れることこそ、種まきから育てる最大の醍醐味ですね。
今回は、そんな育てる喜びに溢れ、夏の庭に洗練された彩りを添えてくれるおすすめの植物を厳選しました。
1. この記事で紹介する「5月に種まきしたい、夏ガーデンの定番花」
トレニア1/8
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- マリーゴールド:バニラやアンティークカラーが大人っぽい定番の一年草
- センニチコウ:丸いフォルムがモダンでドライフラワーにもなる一年草
- トレニア:涼しげな花色が知的で上品な雰囲気を醸し出す別名「夏スミレ」
どれも夏のガーデンに上質な彩りを添えてくれる植物ばかりです。この記事ではそれぞれの特徴と育て方のコツを、参考価格とともにご紹介します。
2. 5月が種まき適期!暑さに強い「夏ガーデンの定番花」センスの良い一年草3選
気温が安定する5月中旬以降は、多くの植物にとって発芽適温を満たす種まきの適期です。ここでは、初心者の方でも比較的育てやすく、庭に洗練された印象を与えてくれるハイセンスな植物を3つピックアップしました。
2.1 夏花壇の定番花「マリーゴールド」
マリーゴールド2/8
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夏の花壇の定番であるマリーゴールドですが、近年はホワイトに近いバニラカラーや、くすみ感のあるアンティークカラーの種も多く出回っています。こうした絶妙な色合いの品種を選ぶことで、見慣れた花もグッと大人っぽくハイセンスな空間を演出してくれます。
発芽適温は20~25度と、暖かくなったこの時期の種まきにぴったりで、晩秋まで長く咲き続けるのも魅力です。高温期の蒸れには注意が必要ですので、夏に花が少なくなった場合は、思い切って切り戻しを行うと秋に再び美しく咲きますよ。
※参考価格:100~400円前後(種)
2.2 コロンとしたフォルムが可愛らしい「センニチコウ」
センニチコウ3/8
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コロンとした球状の花(苞・ほう)が愛らしく、モダンな印象を与えてくれるセンニチコウ。ホワイトやパープルなどの落ち着いた色合いを選べば、ガーデンのスタイリッシュなアクセントになります。
花色があせにくいため、カットしてドライフラワーやスワッグとしてインテリアに取り入れるのも素敵です。
気温が20度を超える頃に種をまき、5mmほど薄く土を被せて育てましょう。肥料を与えすぎると葉ばかり茂るため、植え付け時の元肥だけで十分に育ちます。
※一般的に「センニチコウ」として広く流通している品種は春まき一年草ですが、キバナセンニチコウやファイヤーワークスなど、多年草として扱われる品種も存在します。
※参考価格:100~400円前後(種)
2.3 スミレに似た品の良い花が咲く「トレニア」
トレニア4/8
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スミレに似た上品な形の花を咲かせることから「夏スミレ」とも呼ばれるトレニア。ブルー、パープル、ホワイトといった涼しげな寒色系の花色は、夏のガーデンに知的で洗練された雰囲気を醸し出します。
こんもりとまとまって育つため、鉢植えにしても見栄えが良く、庭の足元を美しく彩ります。
種が非常に小さいため、土は被せずに明るい日陰で発芽を待ちます。乾燥に弱いため、水切れさせないよう土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えてくださいね。
※参考価格:200~400円前後(種)
3. まとめにかえて:種から育てるガーデニングの醍醐味
今回は、初夏から秋にかけて庭を美しく彩る、5月の種まきにおすすめの植物をご紹介しました。
小さな種が土のなかで命を育み、やがて自分らしい美しい花を咲かせるまでの過程は、少し時間がかかるかもしれません。しかし、毎日欠かさず様子を見守り、手をかけた分だけ、花が開いたときの愛おしさは何倍にも膨らみます。
5月中旬以降は気温も安定し、初めての方でも種まきに失敗しにくい最適なシーズンです。初夏の爽やかな気候のなか、植物の成長をじっくりと見守る「種から育てるガーデニング」を、ぜひ体験してみてはいかがでしょうか。
4. 【ガーデニング豆知識】一年草・多年草・宿根草の違いとは?
さいごに、一年草・多年草・宿根草の違いを整理しておきましょう。
- 一年草:発芽からタネができるまでのサイクルがワンシーズンで完結する植物。
- 多年草:開花後も生長を続け、翌年以降も開花が楽しめる植物。常緑性と落葉性がある。
- 宿根草:落葉性の多年草を特に区別して「宿根草」と呼ぶことがある。開花後地上部分の茎や葉が枯れ、根は生きたまま休眠する植物。
※分類には諸説あります。
※園芸品種では、常緑多年草でも「宿根草」や「宿根」と表記されている場合があります。
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LIMOガーデニング部
