2. 老後に後悔しない保険の見直し方
「保険料が家計を圧迫しているけど、やめて大丈夫か不安」そんな思いから、長年同じ保険を惰性で払い続けているシニアの方は少なくありません。しかし老後は収入が限られるため、保険料の負担は現役時代よりも重くのしかかります。
給付金を活用するだけでなく、無駄な支出を減らす意識を持つことも、老後生活においては重要です。
2.1 死亡保険は「本当に必要か」を再確認する
定年後も多額の死亡保険に入り続けている方は要注意です。配偶者がいる場合でも、子どもが独立しているなら、高額な死亡保障の必要性は大きく下がります。
残された配偶者の生活費が心配な場合は、遺族年金でどのくらいカバーされるかを先に確認しましょう。遺族厚生年金を受け取れるケースでは、死亡保険を大幅に減額したり、解約したりしても問題ないことが少なくありません。
2.2 医療保険は「公的制度との重複」をチェックする
日本には「高額療養費制度」があり、月々の医療費の自己負担には上限があります。70歳以上になると、その上限額はさらに低く設定されます。つまり、公的保険だけでもある程度の医療費はカバーできるのです。
民間の医療保険に入っている場合は、給付内容と実際の自己負担額を照らし合わせてみましょう。保障が重複していたり、保険料の元が取りにくい設計になっていたりするケースは意外と多くあります。