3. 【役職別】平均月給もチェック
平均月給は、役職者と非役職者でも異なります。ここからは、役職別の平均月給を確認していきましょう。
同じく厚生労働省「令和7年賃金構造基本統計調査 結果の概況」によると、部長級・課長級・係長級の平均月収は以下の通りです。
3.1 【役職別】平均月給
- 部長級:63万5800円
- 課長級:52万9200円
- 係長級:39万9200円
係長から課長への昇進で10万円強、課長から部長への昇進でさらに約10万円が上乗せされていく結果となっています。
また、非役職の平均月収を100とした場合の支給水準は、部長級が約200、課長級が約170、係長が約130です。
部長級になると、非役職の2倍以上の平均月収を受けられる可能性があります。
では、男女別に詳しく見ていきましょう。
3.2 【役職別】男性の平均月給
- 部長級:64万2400円
- 課長級:54万1400円
- 係長級:41万900円
3.3 【役職別】女性の平均月給
- 部長級:57万8300円
- 課長級:47万300円
- 係長級:36万5700円
男女別に見ると、同じ役職で比較した場合、男性の方が女性よりも高額な月収を得ている傾向があることがうかがえます。
これは、企業ごと、または所属部署ごとに給与体系が異なることや、男性の方が勤続年数が長いケースが多いことなどが理由の一つと考えられます。
4. おわりに
正社員・正社員以外の平均月給は、ともに前年と比較して上昇傾向にありますが、正社員の支給水準の方が30ポイント以上多くなっており、雇用形態間格差が存在している状況です。
また、男女別に比較した場合、正社員・正社員以外のそれぞれにおいて男女間格差が生じているのも事実です。
こういった格差を解消できるよう、正社員以外が正社員に登用されるシステムが広く採用されることや、働く女性が増加することにより、男女間の差が縮小されることが期待されます。
参考資料
木内 菜穂子
