春の柔らかな日差しが降り注ぎ、土の香りが心地よい4月上旬。ガーデニングシーズンが本格的に幕を開けました。これから初夏に向けてお庭の計画を立てるなら、洗練された雰囲気を演出しつつ、最小限のお手入れで育つ多年草を取り入れてみてはいかがでしょうか。
植物が好む環境に植え付けてあげれば、一度植えたら次の年も美しい花を咲かせてくれるため、忙しい日々の中でも手軽に庭の景観を保ちやすくなります。今回は、上品な花姿でガーデンを格上げしてくれる、おすすめの植物を標準的な開花期の順に、参考価格とともにご紹介します。
1. 【植えっぱなしOK】最小限のお手入れで毎年美しい花が咲く「初夏の多年草」3選
気品ある佇まいで庭のフォーカルポイントになるものから、他の植物を引き立てる名脇役まで。派手すぎず、大人の落ち着きを感じさせる初夏の花々を、開花のバトンをつなぐように楽しめる順番でピックアップしました。
1.1 バラの足元を爽やかに彩る名脇役にもなる「ゲラニウム」
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ナチュラルな庭園づくりに欠かせないのが、春から初夏(4月~6月ごろ)にかけて開花を迎えるゲラニウムです。深く切れ込みの入った端正な葉と、白やブルー、淡いピンクなどの可憐な花が爽やかな景色を作り出します。
這うように広がるタイプから、スッと立ち上がるタイプまで草姿は様々で、バラなど他の植物を美しく引き立てる名脇役としても活躍します。極端な高温多湿を避けて、風通しと水はけの良い環境を整えることで、夏の蒸れを防ぎ、より健やかに育ちます。
※参考価格:500~900円前後(3号ポット苗)
1.2 ふんわりとした花穂が可愛い「アスチルベ」
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アスチルベは、綿菓子のようにフワフワとした円錐状の花穂が魅力の多年草です。ゲラニウムに続くように5月~7月ごろにかけて開花し、直射日光が少なめの半日陰でも育つため、シェードガーデンに明るさとしっとりとした奥行きを与えてくれます。
雨に濡れても比較的傷みにくく、アンティークな色合いが上品です。極端な乾燥には弱いため、適度に湿り気のある土壌を選んで株元を腐葉土などで優しく覆って(マルチングして)保湿してあげると、手間がかからず長く楽しめます。
※参考価格:500~1000円前後(3号ポット苗)
1.3 乾燥に強くスタイリッシュな「アガパンサス」
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アガパンサスは、梅雨時から真夏(6月~8月ごろ)にかけて、真っ直ぐ伸びた長い茎の先に放射状の涼しげな花を咲かせるスタイリッシュな多年草です。初夏の庭に凛とした垂直のラインを描き、空間をモダンに引き締めてくれます。
乾燥に比較的強く丈夫な性質で、日当たりと水はけの良い場所を好みます。環境が合えば、それほど手間をかけなくても何年もその場所で美しい姿を見せてくれます。
※参考価格:600~1200円前後(3号ポット苗)
2. まとめにかえて
今回は、初夏の庭を洗練された空間へと導く、おすすめの多年草を開花時期のバトンが繋がる順に3つご紹介しました。
植物の休眠期や生育期のリズムを理解し、その植物が本来好む環境(日当たりや風通しなど)に植え付けてあげることで、その後の手間はぐっと減らすことができます。
毎日のこまめな手入れが難しくても、最初の環境づくりと、夏場の蒸れや乾燥に対する少しの思いやり(マルチングなど)があれば、次の年も健気な芽吹きを見せてくれるでしょう。
お好みの色合いや葉の形を組み合わせて、ご自身にとって居心地の良い、上質なガーデンライフを楽しんでみてくださいね。
3. 【ガーデニング豆知識】多年草や宿根草の魅力とは?
【ガーデニング豆知識】多年草や宿根草の魅力とは?4/7
出所:LIMO編集部作成
3.1 多年草や宿根草の魅力
- 一度植えれば植え替えの必要がなく、ほぼほったらかしで育てられる植物も多い
- ローコスト&ローメンテでガーデニングが楽しめる
- 年々大きく育っていく喜びを味わえる
- 毎年決まった時期に花が咲き、季節を教えてくれる
3.2 お庭に取り入れるコツ
- 開花時期をずらすと、一年中花が咲く庭になる
- 花色やテーマを統一するとおしゃれな印象に(ホワイトガーデン、ブルーガーデン、ナチュラルガーデンなど)
- カラーリーフとして楽しめる植物を取り入れると、花が少ない季節も華やかになる
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LIMOガーデニング部