知り合いの子と思い込んでみる

よその子にはそこまでイライラしないのに、自分の子には腹が立ってばかり…。そんな場合は、目の前にいる我が子を「知り合いの子だ」と思い込んでみましょう。我が子なら強い口調で叱ってしまう場面も、よその子なら優しく注意するよう意識するはず。怒りも自然と静まるかもしれません。

「この瞬間が一番かわいいんだ」と考える

赤ちゃんの頃の写真を見返すと、「こんなに小さくてかわいい時期があったんだな」と懐かしく感じますよね。でも、それは現在においても同じこと。実感しにくいかもしれませんが、今の瞬間だってあとから振り返れば「この時期が一番かわいかった」と思うはずです。育児がつらくなったら、過去の写真を見るのもおすすめですよ。

「楽しまなきゃ損」と捉える

子どもが小さい時期は限られています。将来「子どもが小さかった頃に戻りたいな」と思っても、そうはいきません。「もっと育児を満喫すればよかったな」と後悔しても、その時はどうしようもないのです。

そう考えると、育児を「つらい」「もういやだ」とマイナスに捉えるより、ワクワクしながら取り組んだほうがいいですよね。今の時間は2度と戻ってこないことを踏まえると、育児は楽しまないと損なのです。

仲良し夫婦ならイライラも減少!

夫婦関係が良好なら、育児で抱えたストレスをうまく緩和させることができます。とはいえ、「夫が育児を手伝ってくれない」と不満をもっているママもいるのでは。その場合、もしかすると「夫は何を手伝ったらいいのか分からないだけ」かもしれません。

そこで、「夫にしてほしいことリスト」を作ってみてはいかがでしょうか。あなたから「これを手伝ってほしい」と要求する手間が省けるうえ、夫はするべき仕事を明確に把握できます。2人の心に余裕ができ、夫へのイライラも解消されるでしょう。

育児疲れによる事件は、社会全体で考えなければならない問題

産後うつ、自殺、虐待、ネグレクト…。すべては母親の問題で、責任なのでしょうか。加えて政府からは『すべての女性が輝く社会づくり』などと、女性が働くことを求められています。

妊娠が分かった瞬間から、女性は母親です。妊娠しながら、家事、上の子の育児、仕事…いつも悩みながら、苦しみながらここまで来たはずです。

産まれてからもずっと努力し続けています、その結果がこのような悲しい事件で終わってしまうなんて、誰も望んでいません。

大なり小なり、個人的に努力をしている人がほとんどだと思います。また自治体による育児サポートもありますが、このような事件が起こっているという点から、不十分であると言わざるを得ません。

選挙権のない子どもの幸福は、全国民にかかっています。国をあげて子どもの幸福について考え追及して欲しい、そう願わずにはいられません。

LIMO編集部