2026年4月13日から19日は「科学技術週間」です。

「科学技術週間」は、科学技術について広く一般の方々が理解と関心を深め、日本の科学技術の振興を図ることを目的として昭和35年2月に制定されました。

毎年4月18日の「発明の日」を含む1週間(月曜日に始まり日曜日に終わる)は「科学技術週間」と定められています。

また、この期間にあわせて文部科学省が毎年発行する「一家に1枚」ポスターは、2005年の第1弾発行から20年以上の歴史を刻んできました。

そこで本記事では、記念すべき14枚目の「量子ビームの図鑑」(2018年度)のポスターについて、その内容を詳しくご紹介します。

なお、このポスターは、量子科学技術研究開発機構 量子ビーム科学研究部門 上席研究員・安居院あかねさん、量子科学技術研究開発機構 経営企画部 総括参事(広報課長)鈴木國弘さん、広報課・足立恵美子さんなどが制作に携わりました。

※諸先生方の肩書は当時のものになります、現在の肩書と異なる場合があります。
※投稿の画像は【写真】をご参照ください。

1. 【一家に1枚「量子ビームの図鑑」】量子の謎に迫るポスターが登場

今回ご紹介するのは「量子ビームの図鑑」ポスターです。

『一家に1枚』シリーズポスターの第14弾である「量子ビームの図鑑」は、あまりわれわれに馴染みがない量子について説明するポスターです。

ポスターの見どころについて詳しく解説します。

1.1 「量子ビームの図鑑」ポスターの見どころ①:量子とは何かをわかりやすく解説

ポスターでは、「量子」について詳しく説明しています。

量子は、物質をつくる小さな原子や、その原子をつくるさらに小さな素粒子と呼ばれているものです。さらに光や原子などが持つエネルギーのことを指します。

約138億年前の宇宙の誕生とともに生まれた量子は、物質の基となる素粒子が集まり原子などができ、その原子が集まり太陽や地球などの星ができ、生命や私たち人類が生まれました。

つまり、この世界は量子で満ちていることになります。

量子の世界は、原子の大きさよりもさらに小さな世界です。量子は粒と波の性質を合わせ持ち、エネルギーの値が飛び飛びで状態が重なり合っています。それは私たちから見ると不思議な世界です。

そんな量子の世界を学べるように、写真やイラストを使ってわかりやすくポスターで解説しています。

1.2 「量子ビームの図鑑」ポスターの見どころ②:量子をより詳しく知るために図を使って解説

ポスターは「量子ビームの図鑑」として、量子の誕生から量子の発見者たちも紹介。さらに、100年間で私たちが利用してきたさまざまな量子ビーム、量子が拓く未来を解説しています。

量子の応用は多岐にわたり、ポスターで紹介できたのはわずかだそうです。

動画などで詳細な解説をするために、ポスターにはQRコードも掲載されています。