2. 3年間のリアルなシミュレーション
ここからは、実際に過去3年間、月5万円の積立投資をしていた場合の運用実績をシミュレーションしていきます。今回のシミュレーションは、オルカンとS&P500の代表的な銘柄である「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」と「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を対象として、2023年1月から2025年12月までの3年間で、毎月初日に5万円の買付をした場合を想定して行います。
【eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)】
オルカンの3年間の実績では、3年間で約78万5500口数が資産として購入できています。そして、2026年1月時点における基準価額(1万口あたり)は3万3507円です。
そのため、資産としては約263万1974円(3万3507円×78.55)となります。
- 元本:5万円×36ヶ月=180万円
- 評価額:約263万1974円
- 利益:約83万円
【eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)】
一方でS&P500の積立投資を行った場合はどうでしょうか。
3年間の実績では、5万円の積立で67万1100口数の資産が保有できている計算となります。そして、2026年1月時点での基準価額(1万口あたり)は3万9457円です。
そのため、3年の積立後の資産額としては264万7959円です。
- 元本:5万円×36ヶ月=180万円
- 評価額:約264万7959円
- 利益:約84万円
シミュレーション結果としては、3年間での利益がオルカンが約83万円、S&P500が約84万円と、ほとんど変わらない結果となりました。S&P500の方が米国の巨大IT企業の成長に強く引っ張られた分、わずかに利益が上回りましたが、その差は約1万円程度であり、ほぼ誤差の範囲と言えるほどの互角の勝負でした。

