2.4 生きがいや社会的なつながり
生活費のためだけではなく、定年後の生きがいを見つけるため、また、社会的なつながりを保ちたいといった理由から働き続けるケースもあります。
これまで培ってきたスキルを活かしたい、社会の役に立ちたいという方は、就労をはじめとした何らかの形で社会に関わり続ける傾向があります。
また、孤独を避けるために働くことを選ぶ方もいるでしょう。
3. まとめ
65歳以上二人以上世帯では、4000万円以上の貯蓄を有する世帯が20.0%存在する一方、100万円未満の世帯が8.1%存在します。
現在のシニア世代は、十分な資産のある世帯とそうでない世帯の差が顕著という状況です。
65歳からの生活費を確保するには、定年後も働き続けることが選択肢の一つとなりますが、身体的な理由などから難しいケースもあります。
働けない状況でも生活費に困らないよう、現役世代のうちから老後資金の準備を着実に進めていくことが大切です。
※金額等は執筆時点の情報に基づいています。
参考資料
- 総務省統計局「家計調査報告 貯蓄・負債編 -2024年(令和6年)平均結果-(二人以上の世帯)」
- 厚生労働省「高年齢者雇用安定法の改正~70歳までの就業機会確保~」
- 日本年金機構「在職老齢年金制度が改正されます」
木内 菜穂子