子育て世帯として持ち家か賃貸かを考えた時、それぞれのメリットとデメリットも見ていきましょう。

賃貸の場合

メリット…子どもの通学に合わせて自由に引っ越せる
デメリット…子どもが大きくなった時に満足できる物件が少ない

持ち家の場合

メリット…自分の理想通りの住まいで子育てしやすい
デメリット…子どもの数が増えたり、近隣とトラブルがあっても簡単に引っ越せない

夫婦二人だけの場合と子どもがいる家庭では、必要な部屋数や広さは変わります。さらに子どもの年齢によって、公園が近い方が良い、教育環境が充実している自治体がよい、など条件も変わっていくものです。賃貸の場合は条件に合わせて引っ越しをすることで、それを満たして行けますが、持ち家の場合はあらかじめある程度の条件の変化を見越しておかなくてはなりません。

しかし子どもの年齢が上がるにつれ賃貸物件では手狭な場合が多くなります。広めの物件は家賃が高いなど、条件が折り合わなくなってしまうこともあるのです。

■自分たちのライフプランに合わせて家を考えよう

人口が減少傾向にある日本では、家が必ずしも資産になるとは限りません。空き家問題が各地自治体でも取りざたされる中、一概に持ち家が良い、賃貸が良いとは決められないのです。

そこで考えたいのが自分たちのライフプランです。今後の仕事や子育てについて、どのようにしていくのかを金銭面も含めてプランをたてることで、自分たちに合った家の形を決めることができます。

子どもが生まれたら、夫婦で一度考えてみてはいかがでしょうか。

LIMO編集部