2026年4月から自転車のルールが変わりました。
16歳以上も大人と同じ「青切符」の対象であり、ルールに違反すると厳しい罰則が課され、反則金を徴収される点にも注意したいところ。
反則金は数千円から最高で1万円以上のケースもあり、家計にとってなかなかの打撃になりかねません。
もしもお子さんが通学中に青切符をもらってきたら、その反則金は誰のお財布から出しますか?
「親が払う」では家計にダメージを与えるだけでなく、子どもの命を守る教育にはなりません。
そこで、この記事では、自転車のルール改正にあたって、家族で決めておきたい「新ルール」を提案します。
1. 子どもに見せたい!「自転車の反則金メニュー」
まずは違反行為と反則金の額についてお子さんと一緒に確認しておきたいところです。
反則金が課される自転車の違反行為と金額は以下のとおりです。
- 赤信号の無視:6000円
- 点滅信号の無視:5000円
- 指定場所での一時停止怠り:5000円
- 携帯電話を保持しての通話・画面注視:12000円
- 遮断踏切立ち入り:7000円
- 右側通行:6000円
- ブレーキの故障、未整備:5000円
お子さんにとって「お小遣い1~2ヵ月分」「友達とのランチ・映画代」「欲しいスニーカーを買える金額」に相当するのではないでしょうか。
単純に「危ないからやめなさい」と伝えるよりも、「お子さんが支払うとすればどれくらいの打撃になるのか」を具体的に話すことで、イメージしてもらいやすくなるかもしれませんね。
2. 我が家の「自転車青切符」ルールを決めよう
違反行為と反則金額を伝えるだけでは、まだ「自分ごと」として捉えにくいお子さんも少なくないでしょう。
そこで、ぜひ家族で違反してしまった場合のルールについて話し合ってみることをおすすめします。
たとえば、次のような内容を話してみるのはいかがでしょうか。
- 反則金はお小遣いやバイト代で全額自己負担
- 払えないなら家庭内バイト(家事の手伝い)
- 通学路での危険箇所を確認
反則金は自分の財布から支払う、支払えない場合は家事の手伝いなどを「時給換算」して労働で返済させることを約束させれば、より子どもが「自分ごと」化しやすくなるでしょう。
「痛みを伴うペナルティ」を明確にしておくことで、交通ルールを守ろうという意識も芽生えやすくなるはずです。
また、そもそも反則行為をしないためにも、そして何よりお子さんが事故に遭わないためにも、通学路における「見通しの悪い交差点」や「踏切」を一緒に確認しておくことも大切です。
3. お金より痛い?「時間」を奪われるペナルティ
自転車による違反行為をした場合、課せられるのは反則金だけではありません。
3年以内に2回以上の青切符を切られると、「自転車運転者講習」への参加が義務付けられます。
もちろん16歳以上の子どもも対象です。
「反則金を払うだけじゃ済まないよ。大切な休日が、警察の講習で潰れるかもしれないよ」と釘を刺しておくのも有効かもしれません。
4. 子どもの命と家計を守るためにも家族で話し合おう
新学年になる4月は新しい学校やクラス、部活に夢中になる時期です。
お友だちとの登下校中、おしゃべりに気を取られてしまうこともあるでしょう。
だからこそ、自転車の運転がおろそかになりやすい時期ともいえます。
万が一のリスクに備えるためにも、ぜひ今のうちに家族で自転車の交通ルールと反則金について話し合っておきましょう。
参考資料
- 警視庁:道路交通法の改正について(青切符についても含む)
- 警察庁交通局【自転車ルールブック】
小野 温子