時代が変われば子育ての方法も変わってきます。当然のことながら、昔は「常識」とされていたものが、「非常識」に変化することもあるのです。しかし、なぜか頑なに「昔の常識」をすすめてくる人がいる…。
今回は、そんな人たちに困ってしまった…というママたちの体験談をご紹介します。また、実際そんな人に遭遇した際、どのような対応をするのがベストなのかを一緒に考えていきましょう。

■あなたの常識、私の非常識

まずは子育て中のママから聞いた、「こんな昔の常識をおすすめされた…」という体験談をご紹介しましょう。

「子どもが生後半年のとき、突発性発疹になったんです。そのとき高熱を出して眠っている子どもに同居中の姑が、布団を何枚もかけて…。熱がこもるからやめてください、って慌てて布団をはがしても、『たくさん汗をかかせて熱を出しきった方がいい』って不満顔。
これ以外にもいろいろあって、今は同居を解消しています」(1歳男の子のママ)

「『昔はこうやって食べものを細かくしてやったんだぞ』って言って、舅が噛み砕いたリンゴを息子にあげた!今思い出してもゾッとする…。虫歯菌がうつらないように、ホッペにキスもしないでいたのに…。一生許しません」(1歳女の子のママ)

「母が、私が子どもを抱っこするたびに『抱き癖がつく』とうるさい。一度それで大げんかになり、それ以来実家へと足が遠のいています」(生後3ヶ月男の子のママ)

「マンションに『靴下おばさん』がいます(笑)。素足の赤ちゃんを連れているママを捕まえては、『靴下はかせなさい!』って言うんです。暑い夏でも『靴下は!』って。他にも叱られたママがたくさんいるから笑い話で済ませることができるけど、私ひとりが毎日毎日言われてたら、キレちゃうかも」(生後10ヶ月男の子のママ)

中にはこんな恐ろしい体験をしたママも。

「義理実家に帰省していたときのこと。生後9ヶ月の娘に、姑がはちみつをなめさせたんです。慌てて小児科を受診、幸い何事もなかったのですが…。姑は不服そうに、『息子にもはちみつはなめさせてあげていたのに。孫に毒でも与えたかのような対応をされた』と周りに吹聴していて。夫が姑に激怒して、ことの重大さに気づいてくれたのですが、私が訴えてもダメなんだなぁ…というのは痛感しましたね」(2歳女の子のママ)

■孫可愛さだとわかっているけれど…