1. 「個人向け国債」3つのタイプ、変動10年・固定5年・固定3年の特徴を比較
「個人向け国債」とは、日本政府が個人を対象に発行する債券のことです。国内で提供されている金融商品の中でも、安全性が特に高い資産の一つとして知られています。
この個人向け国債には、「変動金利10年」「固定金利5年」「固定金利3年」という3つの種類があります。
1.1 変動金利10年
金利が変動するタイプで、市場金利の上昇局面で有利になる可能性があります。
- 適用利率は6カ月ごとに見直されます。
- 年率0.05%の最低保証金利が設定されています。
- 市場金利が上がると、受け取る利息も連動して増える点がメリットです。
1.2 固定金利5年
満期までの5年間、金利が変わらないタイプです。
- 購入したときに決まった利率が、満期まで変わりません。
1.3 固定金利3年
満期までの3年間、金利が変わらないタイプです。
- 購入時に設定された利率が、満期を迎えるまで適用され続けます。
それでは、2026年3月募集分の「個人向け国債」の金利は、具体的に何%に設定されたのでしょうか。
「変動10年」「固定5年」「固定3年」それぞれの金利を詳しく確認していきましょう。
2. 【2026年3月募集】個人向け国債の最新金利。変動10年・固定5年・固定3年をそれぞれ解説
2026年3月募集分(募集期間:3月5日~3月31日)における、「変動10年」「固定5年」「固定3年」の各金利は、以下の通りです。
- 変動金利型10年:1.40%(税引後 1.1155900%)
- 固定金利型5年:1.58%(税引後 1.2590230%)
- 固定金利型3年:1.34%(税引後 1.0677790%)
10年以上は使う予定のない資金で個人向け国債の購入を考える際、「変動10年」を選ぶか、あるいはまず「固定5年」を選び満期後に再度「固定5年」を購入するかなど、選択に迷う方もいるかもしれません。
特に金利が上昇傾向にある状況では、「今月申し込むのが良いのか」「来月まで待つべきか」といった判断は難しくなりがちです。
次の章では、判断材料の一つとして、「変動10年」の適用利率が過去にどのように変動してきたかを見ていきます。
