3. 資産形成中の方は「行動ギャップ」に注意
投資をされている方は、「行動ギャップ」という言葉をぜひ覚えておいてください。これは、市場そのもののリターンと、実際に投資家が手にしたリターンの差のことです。
過去30年間のデータでは、米国の代表的な株式指標S&P500が年率約11%のリターンだったのに対し、その投資信託を保有していた投資家の平均リターンは約3.7%と、大きな開きがありました。
このような差が生まれる原因は人間の「感情」です。株価が上がると「まだ上がる」と思って高値で買い、大きく下がると怖くなって安値で売ってしまいます。こうした感情的な売買の繰り返しが、本来得られたはずの利益を削ってしまうのです。
資産形成においては、感情に左右されないよう、自分でルールを決めて愚直に守り続けることが大切です。NISAのつみたて投資枠を活用し、毎月決まった金額を機械的に買い続ければ、行動ギャップを避けられる可能性が高まるでしょう。
著者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)
厚生労働省や保険業界・不動産業界での勤務を通じて、社会保険や保険、不動産投資の実務を担当。FP1級と社会保険労務士資格を活かして、多くの家庭の家計見直しや資産運用に関するアドバイスを行っている。金融メディアを中心に、これまで1000記事以上の執筆実績あり。保有資格は1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、社会保険労務士、行政書士、宅地建物取引主任士など。合同会社柴田人事労務オフィス代表社員。
監修者
マネー編集部貯蓄班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、大手証券会社やメガバンク等の金融機関にて勤務経験のある編集者が中心となり、金融庁や総務省など官公庁の公開情報等をもとにお金の課題に寄り添う専門チームです。
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CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年6月23日)