3. 資産形成中の方は「行動ギャップ」に注意
投資をされている方は、「行動ギャップ」という言葉をぜひ覚えておいてください。これは、市場そのもののリターンと、実際に投資家が手にしたリターンの差のことです。
過去30年間のデータでは、米国の代表的な株式指標S&P500が年率約11%のリターンだったのに対し、その投資信託を保有していた投資家の平均リターンは約3.7%と、大きな開きがありました。
このような差が生まれる原因は人間の「感情」です。株価が上がると「まだ上がる」と思って高値で買い、大きく下がると怖くなって安値で売ってしまいます。こうした感情的な売買の繰り返しが、本来得られたはずの利益を削ってしまうのです。
資産形成においては、感情に左右されないよう、自分でルールを決めて愚直に守り続けることが大切です。NISAのつみたて投資枠を活用し、毎月決まった金額を機械的に買い続ければ、行動ギャップを避けられる可能性が高まるでしょう。
