桜の便りも聞こえ始めるこの時期、お庭やベランダを整理して、新しい季節を迎えたいという気持ちが高まる方も多いのではないでしょうか。
一方で、年齢を重ねるなかで「今の広いお庭をいつまで維持できるか」と不安がよぎることもあるかもしれません。
本格的な「庭じまい」として大きな庭木を伐採したり、花壇を更地にしたりするには、まとまった費用や労力がかかることも。
体力が十分なうちに、広すぎる地植えのスペースを少しずつ縮小し、管理のしやすい「鉢植え」へと移行することは、将来的な身体の負担を減らす賢い選択の一つと言えるでしょう。
この記事では、鉢植えでコンパクトに育てることができ、お庭に洗練された春を運んでくれる植物を、参考価格とともに3つご紹介します。
1. シニア世代がガーデニングを無理なく楽しむヒント
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OlgaMiltsova/istockphoto.com.
大きなお庭を維持するプレッシャーから解放されると、植物との距離はぐっと近くなります。
フラワースタンドなどを利用して目線の高さで楽しめる鉢植えなら、腰をかがめる負担も少なく、日々の小さな変化にも気づきやすくなるというメリットも。
また、これからのガーデニングで大切にしたいのは「体の負担を減らしながら楽しむこと」です。最近は、持ち運びが楽な「軽量タイプの培養土」や、軽い布製のプランターも広く普及しています。
お手入れを「両手の届く範囲」に絞ることで、一株一株への愛情も深まり、心地よい充足感が得られるかもしれません。
2. 75歳からの「庭じまい」鉢植えで楽しむ《お手入れしやすい春の花》多年草おすすめ3選
それでは、鉢植えでも育てやすい、おすすめの春の花をご紹介しましょう。
2.1 マーガレット
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春の柔らかな光をそのまま形にしたような、明るく清楚な佇まいのマーガレット。かつてはお庭の主役として地植えで楽しんでいた方も、鉢植えに仕立てることで、その端正なフォルムをより贅沢に身近で楽しむことができます。
最近では、淡いピンクやレモンイエロー、八重咲きなど、一鉢で絵になる洗練された品種が豊富です。咲き終わったお花をこまめに摘み取るだけで、次々と蕾が上がり、長く楽しませてくれます。
育て方のコツ: 日当たりの良い場所を好みます。鉢土の表面が乾いたら鉢底から流れ出るくらいたっぷりと水を与え、蒸れを防ぐために風通しの良い場所に置いてあげてくださいね。
※価格の目安:400円~800円前後(3.5号ポット苗)
2.2 宿根ネメシア
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小さく可憐な花が、鉢からふんわりと溢れるように咲き誇る宿根ネメシア。バニラのように甘く優しい香りも大きな魅力です。
四季咲き性が強く、春はもちろん秋にも開花してくれるため、長い期間にわたってお庭やベランダを彩ってくれる、とても頼もしい植物ですよ。
育て方のコツ:比較的寒さに強く、春の早い時期から楽しめます。梅雨前や花後に草丈の半分ほどまで「切り戻し」をして風通しを良くしてあげると、夏の蒸れを防ぎやすくなり、秋に再び美しいお花を咲かせてくれますよ。
※価格の目安:300円~600円前後(3号ポット苗)
2.3 宿根イベリス
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純白の小さな花が密に集まり、まるで雪が積もったような輝きを見せる宿根イベリス。派手さはありませんが、その静謐で気品ある姿は、大人の空間にふさわしい洗練された印象を与えてくれます。
常緑の多年草であるため、花後も美しい緑を保ち、鉢植えの土を隠す名脇役としても重宝します。丈夫でお手入れしやすいのも、嬉しいポイントです。
育て方のコツ: 過湿を嫌うため、水はけの良い土に植えるのが長く楽しむコツです。日向から半日陰まで適応しますが、夏の多湿(蒸れ)には少し弱いため、梅雨時は雨を避けて風通し良く管理してあげると安心ですよ。
※価格の目安:400円~700円前後(3号ポット苗)
3. まとめにかえて
「庭じまい」という言葉には少し寂しい響きがあるかもしれませんが、それは決して植物との別れを意味するものではありません。
重いスコップを置き、小さなハサミとジョウロで無理なくお手入れできるガーデニングへとシフトすることは、ご自身の時間をより豊かに、そして自由にするためのポジティブな選択。
体力の変化を感じ始めた今だからこそ、管理の負担を減らしながら「本当に好きな花」だけを手元に残す。無理なく等身大で楽しむガーデニングも素敵です。
この春、これからの暮らしに寄り添ってくれるお気に入りの一鉢を見つけることから始めてみませんか。
4. 【ガーデニング豆知識】多年草や宿根草の魅力とは?
【ガーデニング豆知識】多年草や宿根草の魅力とは?5/7
出所:LIMO編集部作成
4.1 多年草や宿根草の魅力
- 一度植えれば植え替えの必要がなく、ほぼほったらかしで育てられる植物も多い
- ローコスト&ローメンテでガーデニングが楽しめる
- 年々大きく育っていく喜びを味わえる
- 毎年決まった時期に花が咲き、季節を教えてくれる
4.2 お庭に取り入れるコツ
- 開花時期をずらすと、一年中花が咲く庭になる
- 花色やテーマを統一するとおしゃれな印象に(ホワイトガーデン、ブルーガーデン、ナチュラルガーデンなど)
- カラーリーフとして楽しめる植物を取り入れると、花が少ない季節も華やかになる
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Tom Meaker/shutterstock.com
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5.2 クリスマスローズが主役の「センスのいい寄せ植え」日陰に強い植物6選
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LIMOガーデニング部