2. 年金月額15万円・単身者の負担割合は「1割」

年金を月額15万円受け取る単身者の場合、医療費の負担割合は1割になります。月額15万円の年金収入では、前述の2割および3割の基準額に満たないためです。

年金月額15万円の場合、年間での年金収入は180万円です。単身者の医療費の負担割合が2割になる条件は、年金収入とその他所得の合計が200万円以上であることです。よって、医療費の負担割合は1割になります。これまでと同じ負担割合で医療を受けられるため、家計に大きな影響を及ぼす可能性は低いでしょう。

ただし、年金収入以外に収入・所得がある場合は要注意です。とくに、生命保険金や株式の売却益など、その年だけ一時的に所得が増えるようなケースでは、翌年の医療費負担が2割や3割になる可能性もあります。収入・所得に変動があった際は、医療費の負担割合基準を今一度見直し、どこに該当するのか確かめておきましょう。

次章では、自身の医療費負担割合を確かめる方法を解説します。

3. 「結局自分は何割負担?」確かめる方法

自身の医療費の負担割合を確かめるには、マイナポータルや「資格情報のお知らせ」、資格確認書などをチェックしましょう。

マイナ保険証を持っている人は、マイナポータルで自己負担割合を確かめられます。マイナポータルへのログインはスマートフォンとマイナンバーカードがあれば簡単にできるため、比較的確認しやすい方法といえます。

後期高齢者医療広域連合によっては「資格情報のお知らせ」という書類を送付してくれるところもあります。資格情報のお知らせにも、医療費の負担割合が記載されているため、マイナポータルへのログインが難しい場合はそちらをチェックしましょう。

マイナ保険証がない人は、資格確認書をチェックするのが望ましいです。これまで負担割合のチェックに使えた紙の保険証については新規発行が終了しているため、代わりの書類である資格確認書で確かめる必要があります。

どの書類にも1割・2割・3割のいずれかが記載されているため、自分がやりやすい方法で確かめるとよいでしょう。

次章では、医療費が高額になった際に使える制度について解説します。