「年金生活者支援給付金」の種類は3つ。2026年度の給付基準額・支給対象となる人を解説
老齢年金生活者支援給付金・障害年金生活者支援給付金・遺族年金生活者支援給付金
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公的年金の受給額は一律ではなく、人によって大きく異なることをご存じでしょうか。
厚生労働省の公表データでは、平均額は一定の目安として示されている一方、実際の受給状況を見ると、高い水準の年金を受け取る人もいれば、低額にとどまる人もおり、その差が大きいことがうかがえます。
実際に、月30万円以上を受給している人がいる反面、受給額が数万円台にとどまる人も見られ、年金額には大きな開きがあります。
こうした実態を踏まえ、一定の要件を満たす人には、年金に上乗せして支給される制度が設けられています。
本記事では、年金額の分布の特徴を見ながら、あわせてこの支援制度の内容についても確認していきます。
1. 公的年金には「個人差」があるって本当?
厚生労働省「令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によれば、公的年金の平均月額は、国民年金(老齢基礎年金)で5万円台、厚生年金(国民年金分を含む)で15万円台となっています。
一方で、グラフから分かるように、厚生年金を月30万円以上受け取る人がいる一方、国民年金・厚生年金ともに月3万円未満にとどまる人もおり、受給額には大きな幅があります。
年金収入に加えてその他の所得を含めても一定基準を下回る場合には、「年金生活者支援給付金」の対象となる可能性があります。
著者
ファイナンシャルアドバイザー。京都教育大学卒業後、SMBC日興証券株式会社に入社。個人・法人の資産運用コンサルティング業務に従事。「株式・投資信託・債券」などを中心とした資産運用や、保険商品を活用した相続対策など、お金に関するトータルサポートをおこなった。現在は金融IT企業で個人向け資産運用のコンサルティング業務を行う。一種外務員資格(証券外務員資格)、AFP(Affiliated Financial Planner)保有。また、専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト「LIMO&ファイナンス」でも執筆を行う。(2026年7月11日更新)
監修者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)