4. 月30万円超を受け取るには現役時代にどれだけ稼ぐ必要があるのか
厚生年金の受給額は、現役時代の「平均標準報酬額」と「加入期間」によって決まります。
おおまかな目安として、月額30万円超(夫婦合算ではなく個人)を65歳から受け取るには、平均年収700〜800万円水準で40年以上厚生年金に加入していることが一つの条件となります。
これは会社員全体の上位数%に相当し、決して一般的なケースではありません。
現実的には、夫婦2人の合算で30万円を超えるケースのほうがはるかに多いです。共働きで2人ともフルタイム正社員として長期間勤めた世帯であれば、合計で月25〜30万円台に届くことも十分あり得ます。
「高額受給」を目指すより、夫婦それぞれが厚生年金に長く加入し続けることが、現実的な年金最大化の方法といえるでしょう。