1. 年金生活者支援給付金は誰がもらえる?いくらもらえる?
年金生活者支援給付金の受給対象となるのは、老齢・障害・遺族の各年金を受け取っている方のうち、前年の所得が一定の基準額以下であるなど、所定の条件を満たす方です。
申請の手順はシンプルで、日本年金機構から届く「年金生活者支援給付金請求書(はがき型)」を返送するだけで完了します。
「以前に手続きを済ませたから安心」と思っている方も要注意です。他の市区町村からの転入や、65歳到達・年金の種類の変更など、状況が変わった場合には改めて請求が必要になることがあります。
引っ越しや年金の切り替えがあった際は、受給資格を改めて確認しておきましょう。
1.1 年金生活者支援給付金はいくらもらえる?
給付月額は、物価の動向などをもとに毎年見直されます。2025年度の月額は以下のとおりです。
- 老齢年金生活者支援給付基準額:5450円
- 障害年金生活者支援給付金:1級6813円・2級5450円
- 遺族年金生活者支援給付金:5450円
2026年度は厚生労働省の発表によると前年度比で約3.2%の引き上げが見込まれており、月額は以下のとおりとなる予定です。
- 老齢年金生活者支援給付基準額:5620円
- 障害年金生活者支援給付金:1級7025円・2級5620円
- 遺族年金生活者支援給付金:5620円
給付金はあくまで年金への「上乗せ」です。そもそもの年金本体がどれくらい受け取れているかを把握したうえで、家計全体の収支を考えることが大切です。
著者
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)
厚生労働省や保険業界・不動産業界での勤務を通じて、社会保険や保険、不動産投資の実務を担当。FP1級と社会保険労務士資格を活かして、多くの家庭の家計見直しや資産運用に関するアドバイスを行っている。金融メディアを中心に、これまで1000記事以上の執筆実績あり。保有資格は1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、社会保険労務士、行政書士、宅地建物取引主任士など。合同会社柴田人事労務オフィス代表社員。
監修者
マネー編集部社会保障班は株式会社モニクルリサーチが運営する『くらしとお金の経済メディア ~LIMO(リーモ)~』において、厚生労働省や官公庁の公開情報等をもとに社会保障制度や社会福祉、公的扶助、保険医療などをテーマに関する記事を執筆・編集・公開している。
マネー編集部社会保障班は、地方自治体職員出身の太田彩子、日本生命保険相互会社出身の村岸理美、株式会社三菱UFJ銀行と三井住友信託銀行株式会社出身の和田直子など、豊富な経験と知識を有した編集者で構成されている。表彰歴多数の編集者も複数在籍。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務や、国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担った実務経験者も在籍している。
CFP®、1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)などの資格保有者も多数在籍。(最新更新日:2025年8月26日)