3. 年代別の平均年収は?

年収は業種や職種、企業の規模、役職、そして年齢といった多様な要因によって変動します。ここでは、同じく国税庁の「令和6年分 民間給与実態統計調査」から、年代別の平均年収を詳しく見ていきましょう。

3.1 【年代別】30歳代から50歳代の平均年収(男女別)

  • 30~34歳:全体449万円(男性512万円・女性362万円)
  • 35~39歳:全体482万円(男性574万円・女性351万円)
  • 40~44歳:全体516万円(男性630万円・女性359万円)
  • 45~49歳:全体540万円(男性663万円・女性369万円)
  • 50~54歳:全体559万円(男性709万円・女性363万円)
  • 55~59歳:全体572万円(男性735万円・女性356万円)

野原ひろしと同じ35歳が含まれる「35~39歳」の男性の平均年収は574万円です。30歳代前半と合わせると、30歳代男性の平均年収は500万円台前半から後半にかけて分布していることがわかります。

データを見ると、男性の平均年収は40歳代で600万円台に、50歳代では700万円台に達しており、年齢とともに上昇していく傾向が見られます。

4. 【平均年収】業種の影響はどれくらい?

最後に年収を左右する一つである、業種別の平均年収で高い順に5つを確認しましょう。

  1. 電気・ガス・熱供給・水道業:832万円
  2. 金融・保険業:702万円
  3. 情報通信業:660万円
  4. 製造業:568万円
  5. 建設業:565万円

電気・ガス・熱供給・水道業や金融・保険業、情報通信業の平均年収は年収600万円以上となっています。

一方で平均年収が低い業種は200万円台もあり、業種だけをとっても違いが見られます。

5. まとめにかえて

今回みてきた以外にも職種や会社規模、役職などさまざまな要素で変わる年収。だからこそ視野を広げて仕事に関するさまざまな情報を取り入れたり、自身の適性や希望に応じて「どのようなキャリアを選ぶか」を都度考えたりすることは重要です。

物価高が家庭に与える影響は大きいですが、節約のほかに収入を増やすことについてもこれを機に考えてみてはいかがでしょうか。

参考資料

宮野 茉莉子