2. 日経平均は一時、75日線も割り込む
日経平均の値動きをテクニカル面から振り返ってみましょう。昨年末には4万8000円~5万2000円付近でもみ合う動きになっていました。2026年になると1月中旬にそのもみ合いを上抜け、1月14日には終値ベースで5万4341円となり、最高値を更新しました。その後は25日移動平均線に下値を支えられて上昇すると、たびたび最高値を更新し、2月26日には一時5万9332円と、6万円をうかがう位置まで上昇しました。ただし、その後は軟調な動きとなりました。
今後はどのような展開になるでしょうか。現状は最高値更新後、大きく調整が入っているところです。先週は週初から長い陰線となり、ローソク足の実体が一時、75日線を割り込みました。昨年の5月上旬以来、ザラ場でも75日線を割っていませんでした。ただ、その後は長い下ヒゲを付けて戻しています。今週、75日線を維持できるかどうかがポイントになります。再度75日線を割るようであれば、目線は下に持たざるを得ません。その場合、昨年末にもみ合った4万8000円台までの下落もあり得ます。
先週は週初から長い陰線となり、ローソク足の実体が一時、75日線を割り込みました。再度75日線を割るようであれば、目線は下に持たざるを得ません。2/2
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参考資料
下原 一晃