桜が咲きはじめ、新年度の訪れを感じる季節となりました。来月には年金の支給日も控えています。2026年1月に発表された「令和8年度の年金額改定」について、「実際に自分はいくら受け取れるのか」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、最新データをもとに引き上げ後の年金額の具体例や、あまり知られていない年金運用の仕組みである「GPIF」について、わかりやすく解説していきます。
1. 【国民年金】満額はついに大台「月7万円台」に!←対前年度プラス1300円増額
2026年1月、厚生労働省は2026年度の年金額改定を公表しました。物価や賃金の動向を反映し、年金額は前年度より増額されています。
令和8年度の年金額の例

出所:厚生労働省「令和8年度の年金額改定についてお知らせします」
主な改定内容(月額)は以下の通りです。
- 国民年金(満額・1人):7万608円(前年より+1300円)
- 厚生年金(標準的な夫婦世帯):23万7279円(前年より+4495円)
※厚生年金の金額は、平均的な給与(標準報酬月額45.5万円)で40年間働いた会社員の夫と、専業主婦の基礎年金を合算したモデルケースです。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)/CFP®/J-FLEC認定アドバイザー
FP資格「CFP®認定者」及び「1級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP1級)」を保有。
早稲田大学卒業後、日本生命保険相互会社に入社し、生命保険・損害保険の実務および社内教育部署にて教材制作・研修企画に長年従事。独立後はファイナンシャルプランナーとして公正中立な立場から家計相談・ライフプラン設計などの相談実績を持つ。また、マネースクール講師としてNISA、iDeCoを含む資産運用、社会保障など幅広い分野で「お金の先生」として活動。特に公的年金制度の仕組み、老齢年金、障害年金、遺族年金といった厚生労働省管轄の社会保障分野に深い知見を持つ。
現在、株式会社モニクルリサーチのLIMO編集部にて、厚生労働省、金融庁、総務省、デジタル庁、財務省(国税庁)といった官公庁の一次情報をもとに、信頼性の高い記事の企画・執筆・編集・監修を担当。J-FLEC(金融経済教育推進機構)認定アドバイザーとして、企業や学校への金融教育の普及にも尽力している。
大の犬好きで、現在も愛犬と暮らす。JADP認定の「動物介護士®」「動物介護ホーム施設責任者®」「ペットセラピスト®」の資格を取得。確かな金融知識を持ちながらも、生活者としてのリアルなライフスタイルやペットケアへの深い造詣を日々の活動の糧としている。
(2026年6月26日更新)