依存し過ぎは危険…スピリチュアルにはまるママ友たち

スピリチュアルと聞くと、皆さんはどのようなイメージを抱きますか?占いやオカルトなど、「目に見えない何か不思議な世界」を、日々のスパイス程度に楽しむのなら大いに結構。

しかし、あまりにスピリチュアルに傾倒しすぎて、周りの人たちにも自分の考えを押しつける、商売を始める…となったら考えもの。今回は、スピリチュアルに誤ったハマり方をしたママのお話をご紹介します。

ママ友がスピリチュアルに…

今回お話をお伺いしたのは、34歳のSさん。8歳の男の子の母親である彼女には、子どもが1歳になる前から仲良くなったママ友がいるそうです。家族ぐるみでキャンプにいったり温泉にいったり、彼女と良好なママ友関係を築いていたそうですが…ふたりの間に暗雲が立ち込めます。

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「きっかけは、彼女が『すごくよくあたるオーラ鑑定士に出会った』と興奮しながら話してくれたことでした。自分の悩みや精神状態をずばりと言い当てられて、的確なアドバイスをくれるんだ、と目を輝かせて私に打ち明けてくる彼女。私は、ちょっとそういう話は信じられない方なので、『ふ~ん』と聞き流していました」

しかし、そのお友だちは、ますますその鑑定士にのめり込んでいきます。

「その鑑定士の元で購入した、というパワーストーンのブレスレットやネックレスを肌身離さず身につけて、『前世とは』『オーラとは』という話ばかりしてくる彼女。『ねぇ、私そんな話、興味ないから他でしてくれない?』とたまりかねて言うと、彼女は激怒したのだそう。

その日からしょっちゅう「あなたは何もわかっていない。これから恐ろしい負の連鎖が起きる」といった内容の長文LINEを送られて、ほとほと疲れ果てたSさんは、彼女と距離を置きます。

「LINEも既読スルーしていたら、ついには連絡が無くなったので、正直ほっとしました。その反面、昔のさっぱりした性格の彼女とはもう会えないのかな…と寂しくも感じました。息子同士も学校でクラスが離れ、それぞれ別の仲の良い友だちができたので、完全に縁が切れたのかな…なんてふと思っていたんです」

数カ月後、久々にその友だちからLINE。そこにはひと言「離婚して息子と私の実家に帰ります」とだけ。びっくりしたSさんは返信しましたが、既読にもならず。電話をかけても出てくれなかったそうです。

その後、別の知り合いから、そのママ友は、ご主人の浮気に悩み、そのことを相談した怪しげな鑑定士にすっかりハマってしまったのだそう。そしてその鑑定士に言われるがまま、アクセサリーを購入したり、セミナーを受けたり…。家庭のことはそっちのけで、スピリチュアルな活動にのめり込んだのだとか。

それに耐えられなくなったご主人から離婚を切り出され、彼女も「こんな理解のない人とはいたくない」とばかりに、家を出て行ったのだそう。「ふと考えることがあるんです」とSさん「もし、あのとき、彼女が鑑定士じゃなくて私に相談してくれていたら、結果は違ってたのかな…って。どうしてもそのことが頭から離れず…モヤモヤしています」

被害者でもあり加害者でもあるスピリチュアルママ友

参考記事

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